動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」が手がけるオリジナルシリーズ『シコふんじゃった!』(全10話、毎週水曜日に1話ずつ配信)。11月30日より放送開始となった第7話では、夏合宿の終盤、一層気合が入る教立相撲部と、ダブルデートを経てさらに距離が縮まっていく亮太(葉山奨之)と穂香(伊原六花)が描かれる。
1992年公開の映画『シコふんじゃった。』(周防正行監督)の30年後、またもや廃部の危機に直面する教立大学相撲部を舞台に描く、現代の若者たちの魅力が詰まった新しい時代の青春ストーリー。
第6話から、リーグ優勝の常連校である北東学院大学との合同合宿がスタートした教立相撲部。稽古を抜け出した亮太、俊(佐藤緋美)、レン(高橋里央)は、かつての学生横綱で元相撲部顧問の穴山冬吉(柄本明)と出会い、相撲とは何かを教えてもらう一方、北東学院相撲部主将である海斗(樫尾篤紀)は幼なじみの穂香を呼び出し、突然「結婚したい」と告白をする。
第7話では、翌日の練習が急きょ休みになった一同は、どのように過ごそうか思い思いに盛り上がる中、教立相撲部の男子部員は温泉に行こうと話している。穂香は海斗に誘われ、遊園地デートに行くことになるが、心配する茉優(中山佳子)の提案で、渋々参加させられた亮太を含めた4人でダブルデートをすることに。そして海斗はその帰り道で、穂香から告白の返事を聞くことになる。
合宿もいよいよ大詰めになり、教立メンバーも真剣な表情で稽古に臨んでいる。穂香は取材に来ていたスポーツ編集部の西野咲(手島実優)のインタビューを受け、小さい頃の思い出や、相撲への思いを語る。そんな中、穂香は帰宅途中の咲が亮太に抱きつくところを見かけてしまう…相撲に、恋に、大波乱の予感!?
遊園地でのダブルデートの帰り道、4人で立ち寄った浜辺で亮太は、茉優から「両国の土俵は女人禁制」のため全国大会に行けなかった小学校時代の穂香の話を聞く。一方、穂香は海斗から「勉強に集中する。穂香だって大学出て相撲続けるのは難しいぞ」と現実を突きつけられる。
自転車に乗って浜辺から宿舎に戻る亮太と穂香を、ワンカット長回しで捉えたシーンでは、茉優から聞いた話を思い出し、「わーは強いな」とつぶやく亮太だったが、「なんだ、気持ち悪い」と穂香はそっけなく振る舞う。「思ったことを口にしただけだよ。だからわーも素直になれ」と声をかけると、「土俵俵、ありがと。うれしかった」と穂香は自分の心の内を亮太に告げ、照れ隠しのように「交代だ!」と自転車から降りて運転を代わるのだった。
相撲が大好きなのに拒否されてきた人生、そして相撲のことだけを考えられるタイムリミットが迫っているという現実…自分の気持ちや葛藤を表に出さず、一人で抱えてきた穂香が、亮太の言葉によって頑なだった心を開いていく瞬間がこのワンカットにおさめられている。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
1992年公開の映画『シコふんじゃった。』(周防正行監督)の30年後、またもや廃部の危機に直面する教立大学相撲部を舞台に描く、現代の若者たちの魅力が詰まった新しい時代の青春ストーリー。
第6話から、リーグ優勝の常連校である北東学院大学との合同合宿がスタートした教立相撲部。稽古を抜け出した亮太、俊(佐藤緋美)、レン(高橋里央)は、かつての学生横綱で元相撲部顧問の穴山冬吉(柄本明)と出会い、相撲とは何かを教えてもらう一方、北東学院相撲部主将である海斗(樫尾篤紀)は幼なじみの穂香を呼び出し、突然「結婚したい」と告白をする。
第7話では、翌日の練習が急きょ休みになった一同は、どのように過ごそうか思い思いに盛り上がる中、教立相撲部の男子部員は温泉に行こうと話している。穂香は海斗に誘われ、遊園地デートに行くことになるが、心配する茉優(中山佳子)の提案で、渋々参加させられた亮太を含めた4人でダブルデートをすることに。そして海斗はその帰り道で、穂香から告白の返事を聞くことになる。
合宿もいよいよ大詰めになり、教立メンバーも真剣な表情で稽古に臨んでいる。穂香は取材に来ていたスポーツ編集部の西野咲(手島実優)のインタビューを受け、小さい頃の思い出や、相撲への思いを語る。そんな中、穂香は帰宅途中の咲が亮太に抱きつくところを見かけてしまう…相撲に、恋に、大波乱の予感!?
遊園地でのダブルデートの帰り道、4人で立ち寄った浜辺で亮太は、茉優から「両国の土俵は女人禁制」のため全国大会に行けなかった小学校時代の穂香の話を聞く。一方、穂香は海斗から「勉強に集中する。穂香だって大学出て相撲続けるのは難しいぞ」と現実を突きつけられる。
自転車に乗って浜辺から宿舎に戻る亮太と穂香を、ワンカット長回しで捉えたシーンでは、茉優から聞いた話を思い出し、「わーは強いな」とつぶやく亮太だったが、「なんだ、気持ち悪い」と穂香はそっけなく振る舞う。「思ったことを口にしただけだよ。だからわーも素直になれ」と声をかけると、「土俵俵、ありがと。うれしかった」と穂香は自分の心の内を亮太に告げ、照れ隠しのように「交代だ!」と自転車から降りて運転を代わるのだった。
相撲が大好きなのに拒否されてきた人生、そして相撲のことだけを考えられるタイムリミットが迫っているという現実…自分の気持ちや葛藤を表に出さず、一人で抱えてきた穂香が、亮太の言葉によって頑なだった心を開いていく瞬間がこのワンカットにおさめられている。
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2022/12/01