日清食品は『日清のどん兵衛』の新テレビCMを28日から全国で放映。新テレビCMでは、『どんぎつね』シリーズでおなじみの2人がアニメキャラクターになって復活する。どん兵衛を食べるメガネの青年役の声優は戸谷菊之介、どん兵衛の化身・どんぎつね役の声優は小川あんが務める。

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　『日清のどん兵衛』は、1976年の発売の和風カップ麺のトップブランド。新たに始まるどん兵衛のテレビCMシリーズでは、星野源と吉岡里帆でおなじみだった「どんぎつね」と「メガネの青年」をアニメ化し、『どんぎつね』の新ストーリーを展開する。キャラクターデザインは『カップヌードル』のテレビCM『HUNGRY DAYS』シリーズのキャラクター原案を手掛けた漫画家の窪之内英策が担当した。

　昼下がりの、神社の境内。東京から里帰りした一人の青年が、『日清のどん兵衛きつねうどん』をすする。すると突然、目の前に現れる「どんぎつね」。「いつからそこに？」「ずっと前から」。湯気の向こうに見える姿は、どこか神秘的な雰囲気をまとい、徐々にひかれていく青年。二人で過ごした秋祭の夜は、まるで幻のように美しく、「どんぎつねさん、来年の秋祭も一緒に」そう言って、青年が振り返ると…、という内容になっている。

　メガネの青年役の戸谷は、2017年にソニー・ミュージックアーティスツ主催声優オーディション『第6回アニストテレス』で特別賞を受賞。大学ではジャズピアニスト・トロンボーン奏者としても活動した経験がある。話題となっているアニメ『チェンソーマン』ではデンジ役を務める。小川は、俳優として、映画、ドラマ、CMに出演。代表作には、濱口竜介監督『天国はまだ遠い』、柴田啓佑監督『あいが、そいで、こい』、中村祐太郎監督『スウィートビターキャンディ』がある。