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松坂大輔、テレ朝『報ステ』スポーツキャスターに「しばらくは温かい目で」 日米から出演 野球以外の競技に関心も

 昨季をもって現役を引退した元西武ライオンズの松坂大輔(41)が2月1日からテレビ朝日『報道ステーション』に出演し、野球コーナーの解説者としてのキャリアをスタートさせる。

『報道ステーション』に松坂大輔が加入 (C)テレビ朝日

『報道ステーション』に松坂大輔が加入 (C)テレビ朝日

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 昨年10月に大越健介キャスターが加わり、新たなスタートを切った『報道ステーション』。そのスポーツコーナーに、頼もしき新メンバーとしてプロ野球で一時代を築き上げた“平成の怪物”こと松坂大輔が初参戦する。

 松坂は1998年、夏の甲子園決勝でノーヒットノーランを達成。横浜高校を春夏連覇に導いた。ドラフト1位で西武ライオンズに入団すると、1年目から怪物の名にふさわしい活躍を見せ、新人王や最多勝などタイトルを獲得。松坂が発した「リベンジ」はこの年の『新語・流行語大賞』の年間大賞にも選ばれ、社会現象になった。2年目も最多勝をマークし、当時史上最年少で1億円プレーヤーの仲間入り。2006年メジャーリーグのレッドソックスと契約すると1年目から15勝をあげ、チームのワールドシリーズ優勝に貢献した。日本代表としてもシドニー、アテネ五輪で力投。2006年と2009年のWBCでは日本は世界一に輝き、両大会でMVPを獲得した。

 2014年に日本球界に復帰。ソフトバンク、中日と渡り歩き、最後は西武で23年間の現役生活に幕を下ろした。その経験と実績に加え、愛される人柄はメディアからも注目され、引退後はスポーツキャスターとしての活躍も期待されていた。そんな松坂が『報道ステーション』で新たなフィールドを開拓していく。

 松坂は日本、アメリカからの出演を予定し、日本からはプロ野球や侍ジャパン、高校野球を、アメリカからは大谷翔平ら日本人メジャーリーガーの活躍が期待されるMLB情報を伝える。

■松坂大輔コメント
 自分が『報道ステーション』のキャスターになるなんて想像もしていませんでしたし、正直なところ『報道ステーション』に出演している自分をまだイメージができないですがそれも含め、これから起こるであろう“分からない”、“初めて”を楽しみにしています。現役選手ではなくなり、立場が変わったことで、野球の試合ひとつを取っても「今まで見えていたこと」に対する感じ方や、実際の見え方が間違いなく変わると思っています。その変化を感じ取り、それを視聴者の方々にも伝えられるよう努力する事で自分自身の勉強にもなると思っています。

 また、日本とアメリカを行き来する生活も生かし、日本に伝わりきれてない情報などを視聴者の方々がより深く知ることができるよう、お手伝いができたら…と思います。全てが初めての事で楽しみにしていますが、しばらくは温かい目で見守っていただけたらと思います。

 『報道ステーション』のスポーツキャスターといえば、松岡修造さんのイメージがあります。松岡さんはどの競技、どの選手に対しても同じテンションと情熱をもって、その素晴らしさを伝えている方。同じようにはできないですが、僕も競技や選手、スタッフの方々に対してリスペクトをもって接していきたいです。僕自身、実はいろいろな競技にも興味があるので、『報道ステーション』をフル活用して野球以外の競技、それに関わる人たちのことも学び、新しい情報として視聴者の方に伝えられるようになれたらいいなと思っています。

 メインキャスターの大越健介さんとは、引退試合の日に『報道ステーション』の中継でお話させていただきましたが、物腰が柔らかくて話しかけやすい雰囲気を持った方だと感じました。『報道ステーション』は報道番組でもありますし、大越さんをはじめ皆さんのお力を借りながら、スポーツ以外のところにも興味を持っていきたいです。

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