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中村獅童「若手さんの希望の光になれば」 23万人視聴の公演がスクリーンに

 歌舞伎俳優の中村獅童が17日、熊本ピカデリーで行われた3面スクリーン版 超歌舞伎 『今昔饗宴千本桜 2020 夏』(23日より同所で2週間限定公開)舞台あいさつに登壇した。

『今昔饗宴千本桜 2020 夏』舞台あいさつに登壇した中村獅童(C)超歌舞伎

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 昨年の8月には、新型コロナウィルス感染拡大で、無観客の双方向オンライン公演として生配信された本作。視聴者数が23万人超えを記録したが、無観客の舞台に立ったことについて「コロナ禍で我々もずっと歌舞伎の舞台が中止になっていきました。裏方もそうですがお弟子さんたちも先行きに不安があったのではないかと思います。このような機会を通して若手たちの希望の光になればいいなという思いが強かったです」と当時を振り返った。

 イベントの最後には、熊本県の営業部長兼幸せ部長・くまモンがサプライズで花束を持って登場し「熊本で映画をとって、このステキな映画館で上映してもらえるとうれしいモーン!」とコメント。笑顔で2ショット撮影を行い、締めくくった。

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