NHKで11月30日よりスタートした連続テレビ小説第103作『おちょやん』(月〜土 前8:00 総合/前7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)。本作のヒロイン・千代の父・竹井テルヲ役でとして第1回から出演しているトータス松本(53)。
テルヲは、養鶏で生計を立てているが、鶏の世話や家事も娘の千代にまかせっきりのダメな父親。見えっ張りだが気が弱く、世渡り下手。しかし口は達者で女性にはモテる。ある日、突然、料理屋の仲居をしていた栗子(宮澤エマ)を連れて帰ってきた。
連続テレビ小説初出演のトータスは、「“朝ドラ”に出演するとは思ってもみなかったので、正直に言えばちゅうちょしました。“朝ドラ”は、家族全員で毎朝日課のように見ているもので大河ドラマとはまた違いますよね。イメージがまったくわかなかったです。そのなかに自分がいるのが想像できない(笑)。撮影が始まってからも、不思議に思いながら演じていますね(笑)」。
トータスは、昨年の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)』に「前畑、がんばれ!」の実況で知られるアナウンサー・河西三省役で出演。ロックバンド・ウルフルズのボーカルとして「ガッツだぜ!!」などのヒット曲を持つトータスだが、俳優としてのポテンシャルの高さも示した。
制作統括の櫻井壮一氏(NHK大阪拠点放送局)は、「トータスさんは『おしん』大好きで、DVDを持っているほどだという情報があり、『おしん』で伊東四朗さんが演じた作造のような役です、と口説いた」と出演オファーの裏話を明かす。トータスも「最初に言われたのは、“西の作造さん”になってくれませんか? だったんですよ」と言うが…。
「小作農家の作造さんは、一生懸命家族のために働いても働いても報われず、貧乏な暮らしに耐えきれず、娘を奉公に出すことになって…。なにも悪いことしてない、ひたむきに家族のために働いているだけなのに。かたやテルヲって…。完全にテルヲが悪いだけですよ。おまえがちゃんとすればいいんじゃ! 作造さんとまったく比較にならないですよ、情けないですね、話が違う(笑)」と、冗談交じりに話す。
今回のテルヲ役については、「ひどいお父さんですよ(笑)。台本を読んでいても、この人はいったい何を考えているのだろうと。だらしなくて、どうしようもない。ぼくらは生きていくなかで、家族に対する愛情とか世間体、恩や義理など人との調和を考えていきますが、テルヲはそういうことをあまり考えたことがない人なんでしょうね。千代がテルヲが大事にしている鶏に腹を立て『お父ちゃん、流星丸とうちらと、どっちが大事やねん!』と言われて、『そねなもん決まっとるやないけ…流星丸や』というせりふがあるんです(第1回)。ふだんの自分だったら絶対出てこない言葉なので、こんなこと言って知らんぞーとやきもきするけれど、言い切るテルヲが羨ましくもありますね(笑)。思っていたとしても100%は言えないじゃないですか。それを言い切る 。それがちょっと気持ち良かったりもします」。
第1回の「流星丸や」の会話のシーンでは、千代(毎田暖乃)に「親やったら親らしいことを〜、さらせっ」と蹴っ飛ばされていたテルヲ(番組ツイッターによると、蹴っ飛ばしたのは毎田のアドリブ)。劇中では「ひどいお父さん」でも子役たちはトータスになついてくれたそう。
「最初の現場は子役もいてわちゃわちゃしていて楽しかったです 。子役の皆さんもありがたいことになついてくれました。いまは物語が進んで違う面々なんですけど、以前のわちゃわちゃが懐かしくてね。でもこれが普通の現場なんだよなあと。あれになじんでしまっているから、寂しいですね。共演する役者の皆さんにはリスペクトしかないですね、子役の皆さんもふくめて。8歳ぐらいの人生経験でも、あれだけの演技ができるというのは、ぼくには想像ができないですよね。僕はバンドマンですからね、ぜんぜん違う分野からきているから。子役の彼女がこれだけやるんだから、僕はとにかく受けてたつという気構えでおろうと思って現場に入っていました」
ヒロイン・千代役の杉咲花(23)も小学生の頃から子役として活動しており、2012年放送のドラマ『家族のうた』(フジテレビ)でトータスと共演もしている。
「その後、いろんなドラマに出演されて、めきめき頭角をあらわし、すごい女優さんになったなあと感心しきりです。なんか親戚の娘さんの成長を見ているような感じですよね。最初から能力の高い方でしたよね」
テルヲは、千代にとっては、憎みきれないトラブルメーカーであり続けるキャラクター。今後の展開については、「テルヲが今後だらしなくてどうしようもない父親のままなのか、それとも最後は少しぐらい良い人間になるのか。死ぬ時ぐらいは良い人間でいたいなあと思っていますが、予定調和すぎますかね(笑)。テルヲのこれからを温かく見守ってください」と、呼びかけている。
テルヲは、養鶏で生計を立てているが、鶏の世話や家事も娘の千代にまかせっきりのダメな父親。見えっ張りだが気が弱く、世渡り下手。しかし口は達者で女性にはモテる。ある日、突然、料理屋の仲居をしていた栗子(宮澤エマ)を連れて帰ってきた。
トータスは、昨年の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)』に「前畑、がんばれ!」の実況で知られるアナウンサー・河西三省役で出演。ロックバンド・ウルフルズのボーカルとして「ガッツだぜ!!」などのヒット曲を持つトータスだが、俳優としてのポテンシャルの高さも示した。
制作統括の櫻井壮一氏(NHK大阪拠点放送局)は、「トータスさんは『おしん』大好きで、DVDを持っているほどだという情報があり、『おしん』で伊東四朗さんが演じた作造のような役です、と口説いた」と出演オファーの裏話を明かす。トータスも「最初に言われたのは、“西の作造さん”になってくれませんか? だったんですよ」と言うが…。
「小作農家の作造さんは、一生懸命家族のために働いても働いても報われず、貧乏な暮らしに耐えきれず、娘を奉公に出すことになって…。なにも悪いことしてない、ひたむきに家族のために働いているだけなのに。かたやテルヲって…。完全にテルヲが悪いだけですよ。おまえがちゃんとすればいいんじゃ! 作造さんとまったく比較にならないですよ、情けないですね、話が違う(笑)」と、冗談交じりに話す。
今回のテルヲ役については、「ひどいお父さんですよ(笑)。台本を読んでいても、この人はいったい何を考えているのだろうと。だらしなくて、どうしようもない。ぼくらは生きていくなかで、家族に対する愛情とか世間体、恩や義理など人との調和を考えていきますが、テルヲはそういうことをあまり考えたことがない人なんでしょうね。千代がテルヲが大事にしている鶏に腹を立て『お父ちゃん、流星丸とうちらと、どっちが大事やねん!』と言われて、『そねなもん決まっとるやないけ…流星丸や』というせりふがあるんです(第1回)。ふだんの自分だったら絶対出てこない言葉なので、こんなこと言って知らんぞーとやきもきするけれど、言い切るテルヲが羨ましくもありますね(笑)。思っていたとしても100%は言えないじゃないですか。それを言い切る 。それがちょっと気持ち良かったりもします」。
第1回の「流星丸や」の会話のシーンでは、千代(毎田暖乃)に「親やったら親らしいことを〜、さらせっ」と蹴っ飛ばされていたテルヲ(番組ツイッターによると、蹴っ飛ばしたのは毎田のアドリブ)。劇中では「ひどいお父さん」でも子役たちはトータスになついてくれたそう。
「最初の現場は子役もいてわちゃわちゃしていて楽しかったです 。子役の皆さんもありがたいことになついてくれました。いまは物語が進んで違う面々なんですけど、以前のわちゃわちゃが懐かしくてね。でもこれが普通の現場なんだよなあと。あれになじんでしまっているから、寂しいですね。共演する役者の皆さんにはリスペクトしかないですね、子役の皆さんもふくめて。8歳ぐらいの人生経験でも、あれだけの演技ができるというのは、ぼくには想像ができないですよね。僕はバンドマンですからね、ぜんぜん違う分野からきているから。子役の彼女がこれだけやるんだから、僕はとにかく受けてたつという気構えでおろうと思って現場に入っていました」
ヒロイン・千代役の杉咲花(23)も小学生の頃から子役として活動しており、2012年放送のドラマ『家族のうた』(フジテレビ)でトータスと共演もしている。
「その後、いろんなドラマに出演されて、めきめき頭角をあらわし、すごい女優さんになったなあと感心しきりです。なんか親戚の娘さんの成長を見ているような感じですよね。最初から能力の高い方でしたよね」
テルヲは、千代にとっては、憎みきれないトラブルメーカーであり続けるキャラクター。今後の展開については、「テルヲが今後だらしなくてどうしようもない父親のままなのか、それとも最後は少しぐらい良い人間になるのか。死ぬ時ぐらいは良い人間でいたいなあと思っていますが、予定調和すぎますかね(笑)。テルヲのこれからを温かく見守ってください」と、呼びかけている。
2020/12/03