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『麒麟がくる』坂東玉三郎が大河ドラマ初出演「一生懸命務めさせていただきます」 TVドラマも初

 8月30日から放送が再開されるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の<京〜伏魔殿編>に出演する新たなキャスト陣が14日、発表された。歌舞伎俳優の坂東玉三郎(70)がテレビドラマ初出演にして初の大河登場を果たすほか、小籔千豊手塚とおる井本彩花一ノ瀬颯も大河ドラマ初出演を飾る。

大河ドラマ『麒麟がくる』に新たに出演が決まった坂東玉三郎

大河ドラマ『麒麟がくる』に新たに出演が決まった坂東玉三郎

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 後半戦の新たなキャストとして今回、10人の新キャストがお披露目された。玉三郎が演じるのは第106代天皇の正親町天皇(おおぎまちてんのう)。上洛した織田信長と絶妙な距離を保ちながら、没落した朝廷の存続を図る、高貴で美しき帝(みかど)だ。「私は大河ドラマの映像の中に出演させていただくのは初めてなので大変緊張しております。出演者の皆様は映像に慣れている方々なので、その中で私がどんな役作りができるのかということを今考えている最中でございます。一生懸命務めさせていただきます」と決意を語っている。

 堺の豪商にして当代髄一の茶人のひとり・今井宗久(いまいそうきゅう)役には陣内孝則。幕府政所頭人にして義輝、義昭にいたるまで室町幕府の執務を取り仕切る摂津晴門(せっつはるかど)役には片岡鶴太郎。天台座主(比叡山延暦寺住持)で正親町天皇の弟・覚恕法親王(かくじょほうしんのう)には春風亭小朝がそれぞれ決定した。もと大和興福寺の衆徒、代々大和土着の豪族であり、大和を支配下におこうとする松永久秀と対立する筒井順慶(つついじゅんけい)は駿河太郎が務める。

 大河初出演の小籔千豊は二条家の当主・二条晴良(にじょうはれよし)、手塚とおるは朝倉義景のいとこで家臣・朝倉景鏡(あさくらかげあきら)、井本彩花は信長の妹・お市、一ノ瀬颯は阿波にいる義輝・義昭兄弟のいとこ足利義栄(あしかがよしひで)を演じる。小谷城城主の浅井長政(あざいながまさ)役には金井浩人が起用された。

■制作統括・落合将氏コメント

8月30日から放送再開の「麒麟がくる」。後半戦の新たなキャストが決まりました!

正親町天皇役に、これがはじめてのテレビドラマ出演となる、歌舞伎界当代きっての女形、坂東玉三郎さんです。光秀や信長にとって雲の上の存在の美しき帝(みかど)を、大河ドラマというはじめてのステージで舞っていただく――どんな華麗な帝が現れるのか、今から楽しみでなりません。

それから、『太平記』以来の池端大河出演の陣内孝則さんと片岡鶴太郎さん。『太平記』とはまた違った個性の、癖のある役を演じていただきます。帝の弟である天台座主覚恕に春風亭小朝さん。強大な比叡山の主として、光秀たちの前にたちはだかります。

後半戦の『麒麟がくる』は、大ベテラン、中堅、若手の個性豊かな新キャストに支えていただきます。描かれるのは、光秀と信長がとびこむ京の本格的な政界です。
そこには老若男女さまざまな魑魅魍魎(ちみもうりょう)たちが跋扈(ばっこ)し、従来の室町幕府を守ろうと政治力で光秀たちに挑んできます。戦国時代を室町幕府の崩壊という新たな視点で描く大河ドラマ『麒麟がくる』。ついに物語はクライマックスに突入します!

新キャストの重厚な演技に囲まれた長谷川さん演じる光秀が、いかに困難を乗り越え、麒麟を探し求めていくのか、どうぞご期待ください!

関連写真

  • 大河ドラマ『麒麟がくる』に新たに出演が決まった坂東玉三郎
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  • 大河ドラマ『麒麟がくる』に新たに出演が決まった手塚とおる
  • 大河ドラマ『麒麟がくる』に新たに出演が決まった井本彩花
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