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ラジオドラマ『青空』インタビューVol.1 宇内梨沙アナが感じる朗読の魅力「もっと誰かになってみたい」

 TBSラジオでは、16日に特別番組『日能研presents ラジオドラマ「青空」』を放送(後8:00〜9:00)。脚本家の樫田正剛氏が反戦の思いを込めて作り上げた作品で、これまでに、そうそうたるメンバーで繰り返し上演されてきたが、戦後75年を迎える2020年の夏、ラジオドラマとしての放送が決定した。

TBSラジオ『日能研presents ラジオドラマ「青空」』で主人公・大和の声優を務める宇内梨沙アナ (C)ORICON NewS inc.

TBSラジオ『日能研presents ラジオドラマ「青空」』で主人公・大和の声優を務める宇内梨沙アナ (C)ORICON NewS inc.

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 物語を紡ぐのはTBSアナウンサーたちで、向井政生アナ(語り部ほか)、宇内梨沙アナ(主人公の少年・大和役)、高畑百合子アナ(犬・麦役)、国山ハセンアナ(猫・小太郎役)が出演。ORICON NEWSでは、けいこ中のアナウンサーたちと樫田氏へのインタビューを敢行。5回にわたって、番組や朗読の魅力に迫っていく。

 初回は、主人公の少年を演じる宇内梨沙アナ(28)へのインタビューを紹介する。

――主役のオファーを受けた時の心境

もともと、堀井美香アナウンサーがTBSアナウンサーによる朗読会『A’LOUNGE』を企画して、定期的に朗読を披露する場があるということは知っていたのですが、参加する機会がなかなか訪れませんでした。そんな中でのお話だったので、本当にびっくりしましたし、うれしかったですし、私もやっと『A’LOUNGE』に声をかけていただけたという光栄な気持ちでした。

――これまで、朗読との関わりはありましたか?

もともと、学生の時から放送部などにも入っておらず、歳の離れた弟や妹がいて、読み聞かせをするっていう経験もなかったので、何かを読んで演じるという経験はほとんどありませんでした。アナウンサーになってからも、基本的にはニュース読みなど、自分が誰になって声に色をつけて演じることがなかったので、まったくほぼ未経験の世界でした(笑)。堀井さんがおっしゃってくれたのは、私がTBSラジオ『アフター6ジャンクション』(『アトロク』)で宇多丸さんと自由にかけあいをやっている時の声、奇声も含めてですが(笑)、それが今回の主人公のイメージとぴったりだったようで。そこに可能性を感じてくださったようです(笑)。

――『青空』の台本を読んでみての感想

『アトロク』では、私の考え方、勢い、後先を考えずに発言しちゃう感じを指して「小5っぽい」と言っていただいています(笑)。そういった部分が、今回の作品でも生きてくるのかなと思っていたのですが、いざ台本を読むと、戦時中を生きた小学生って、当たり前ですが私が小学生だった頃に考えていたことと、まったく違っていて。その辺りは、私が演じる大和くんに、気持ちを寄せるのが難しかったです。軍事教育って、そこまで変わらないといけないんだっていうのが正直な感想でした。

――役作りはどのようにやっていますか?

樫田さんにロジックを教えていただいて、そこに精いっぱい近づけるように試みています。とにかく「喜怒哀楽」を大事にということで、一つひとつのせりふには必ず感情があって、その4つのどれかに分類できると。今回は、割と短いスパンで練習を行ってから本番を迎えるので、まずはとにかく「喜怒哀楽」を表現するっていうことが(形にするための)一番の近道になるのかなと思います。

――声で表現することについて

自分の声を聞くと、キャラクターとしてではなく、やっぱり自分にしか聞こえなくて…。これ、リスナーのみなさんにちゃんと届くのかなと心配しながら、番組を聞いてくださるみなさんが、頭の中に大和くんを思い描いてくれるといいなと思いながら、収録に向けてけいこを頑張っている最中です。やっぱり、自分の声を聞くのは恥ずかしいですね(笑)。しかも演じてるわけですから、余計にこっ恥ずかしいです。

――堀井さんの存在について

堀井さんは『A’LOUNGE』を立ち上げてから、ご自身が演者として出演されていないんですよね。一番うまいはずなのに、縁の下の力持ちに徹しようとされていて、若手のアナウンサーにチャンスを与えてくださっているので、自分もゆくゆくはそういう風な存在にならないといけないなと感じますね。今回のけいこでも、堀井さんは「うまくなってるー」って、やさしく声をかけてくださっています(笑)。

――朗読の魅力について

本来の『青空』の朗読劇は2時間くらいあって、今回は番組用に凝縮しているのですが、いつかフルバージョンでやってみたいですね。そうすることで、もっと大和くんへの愛情、ほかのキャラクターとの関わりなど、バックボーンを理解できますし、ラジオドラマ版『青空』を機に、もっと朗読をやってみたい、誰かになってみたいという気持ちになりました。それと同時に、人の感情になりきることの難しさを実感しています。今後は…もっと女の子っぽい役とかもやってみたいですね。私自身の性格的としては、男性っぽいところがあるのかなと自分で思っているのですが、本当に女の子っぽい役をやってみたら、どこまで表現できるのかなって試してみたくなりました。普段だったら絶対やらないようなことも、挑戦できるというところに魅力を感じています。

――番組を楽しみにしているリスナーへのメッセージ

今回の作品のテーマになっている、戦時中に犬と猫の供出命令があったということを、知らない方が多いと思うんです。私もこの作品を通して知ったのですが、言われてみたら、そういったことが起こっていても、おかしくはないなと思いました。私も実家に犬がいて、その子がそういう立場になったら、自分はどう思うんだろうって思いながら、台本を読んだのですが、戦争は、そういった身近な大切な存在も奪っていくんだっていう悲しさとかむごさも伝わってきて。そんな中でも、大和くんは生まれた時から軍事教育を受けてきた中でも、大切なものは大切だっていう気持ちを曲げずに、大切なものを守るという決意をしたところに注目していただきたいです。そこは、私の表現にかかっているんですよね…。軍国少年だったところから、一気に振り切ったなと思わせる演技が大事なので、本番に向けて頑張っていきたいと思います。

 あす14日は、国山ハセンアナ(29)へのインタビューを紹介する。

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  • TBSラジオ『日能研presents ラジオドラマ「青空」』で主人公・大和の声優を務める宇内梨沙アナ (C)ORICON NewS inc.
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