『アベンジャーズ』のロバート・ダウニーJr.と、アメリカの有料ケーブルテレビ放送局「HBO」のタッグによるドラマ『ペリー・メイスン』が、「BS10 スターチャンネル」が運営する、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA &CLASSICS-」(以下「スターチャンネルEX」)で、9月18日より日本独占初配信される。
E・S・ガードナーによる推理小説をベースに、往年の人気TVドラマ『弁護士ペリー・メイスン』を、新しいキャラクター像で一新し、オリジナルでは描かれることのなかったペリー・メイスンの知られざる過去を描く、クライム・ノワールドラマ。
“チーム・ダウニー”ことロバート・ダウニーJr.と妻のスーザン・ダウニーが10年ほど温めていたプロジェクト。当初は映画化のうわさがあったものの、『L.A.コンフィデンシャル』でも描かれたように、検察や警察など市当局が腐敗していた1930年初頭のロサンゼルスを舞台に、さまざまな要素をより深く描けるようにと敢えてTVシリーズ化を決断。
『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』をはじめ、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』や『 ゲーム・オブ・スローンズ』など、HBOを代表する大ヒット作を手掛けてきたクリエイターが集結。当時のロサンゼルスの街並みをリアルに再現した見ごたえのある映像を作り上げ、往年の名作ドラマを知っている人も知らない人も引き込まれること必至だ。
より過激に、よりスタイリッシュに蘇る今回のペリー・メイスンは、かつて名優レイモンド・バーが演じた敏腕弁護士像(1957〜66年、CBS)とは違い、私立探偵としてその日の生計を立てるだけで精一杯というギリギリの生活をしているバツイチの男。
リスキーな調査もすれば、検死官に金を握らせて情報を得たりとダーティーな仕事もする。ヨーロッパ戦線への従軍経験からのトラウマや、離婚で離れ離れになった息子との関係などオリジナルでは描かれなかったメイスンの人となりや弁護士になった経緯など、彼のルーツが、クライム・ノワールの雰囲気たっぷりに描かれる。
また、事務所の女性秘書デラは、キャリア志向で最後まで被告人を守ろうとする強い女性像に一新され、オリジナルでペリーの片腕として活躍した白人私立探偵ポール・ドレイクは、本作では白人刑事に虐げられる黒人警官として登場するなど、物語によりリアリティや多様性を盛り込みたいというチーム・ダウニーの強い意向が感じられる。
ロバート・ダウニーJr.らが主役に指名したのは『ジ・アメリカンズ』のマシュー・リス。彼も製作総指揮の一人として企画段階から関わっていたので、「スゴイを超えた!」とメディアに絶賛される好演を見せている。1930年当時実在したカリスマ福音伝道師エイミー・センプル・マクファーソンをモデルにしたキャラクター、シスター・アリスを演じるのは、『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』のタチアナ・マズラニー。ほかに、『ザ・クラウン』のジョン・リスゴーなどが出演。
実際、HBOの全プラットフォームの初回放送の合計視聴者数が170万人と、『ウォッチメン』(150万人)、『アウトサイダー』(120万人)の初回記録を超え、同局の過去2年で最高の視聴者数を記録する注目作となった。
製作総指揮を務めるロバート・ダウニー・Jrは、新たな“ペリー・メイスン”像について次のようにコメントしている。
「我々はペリーを、トラウマを抱えた人間として描きたかったんです。第一次世界大戦が終わっても、彼は暗い過去を忘れることができずにいます。戦時中と同じような出来事が繰り返される中で、ペリーは『戦時中の出来事に打ち勝つことはできなかったが、今度こそは最後まで戦い抜こう』と決意するのです」
スターチャンネルEXで、9月18日より毎週金曜1話ずつ更新(※初回のみ1話・2話同時配信、字幕版)。BS10 スターチャンネルにて、10月より放送予定。
■ストーリー
1931年ロサンゼルス。世界中が大恐慌に苦しむ一方、石油産業と映画産業が隆盛を極めていたこの街で、残忍な乳児誘拐殺人事件が起きる。従軍経験でトラウマを負い、私立探偵としてその日の生計を立てるのが精いっぱいの暮らしをしているペリー・メイスンの元に、旧知のベテラン弁護士から事件の調査依頼が舞い込む。腐敗した警察組織や謎の新興宗教団体などが絡み合う事件の真相を鋭い洞察力で暴いていくが…。
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E・S・ガードナーによる推理小説をベースに、往年の人気TVドラマ『弁護士ペリー・メイスン』を、新しいキャラクター像で一新し、オリジナルでは描かれることのなかったペリー・メイスンの知られざる過去を描く、クライム・ノワールドラマ。
“チーム・ダウニー”ことロバート・ダウニーJr.と妻のスーザン・ダウニーが10年ほど温めていたプロジェクト。当初は映画化のうわさがあったものの、『L.A.コンフィデンシャル』でも描かれたように、検察や警察など市当局が腐敗していた1930年初頭のロサンゼルスを舞台に、さまざまな要素をより深く描けるようにと敢えてTVシリーズ化を決断。
『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』をはじめ、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』や『 ゲーム・オブ・スローンズ』など、HBOを代表する大ヒット作を手掛けてきたクリエイターが集結。当時のロサンゼルスの街並みをリアルに再現した見ごたえのある映像を作り上げ、往年の名作ドラマを知っている人も知らない人も引き込まれること必至だ。
より過激に、よりスタイリッシュに蘇る今回のペリー・メイスンは、かつて名優レイモンド・バーが演じた敏腕弁護士像(1957〜66年、CBS)とは違い、私立探偵としてその日の生計を立てるだけで精一杯というギリギリの生活をしているバツイチの男。
リスキーな調査もすれば、検死官に金を握らせて情報を得たりとダーティーな仕事もする。ヨーロッパ戦線への従軍経験からのトラウマや、離婚で離れ離れになった息子との関係などオリジナルでは描かれなかったメイスンの人となりや弁護士になった経緯など、彼のルーツが、クライム・ノワールの雰囲気たっぷりに描かれる。
また、事務所の女性秘書デラは、キャリア志向で最後まで被告人を守ろうとする強い女性像に一新され、オリジナルでペリーの片腕として活躍した白人私立探偵ポール・ドレイクは、本作では白人刑事に虐げられる黒人警官として登場するなど、物語によりリアリティや多様性を盛り込みたいというチーム・ダウニーの強い意向が感じられる。
ロバート・ダウニーJr.らが主役に指名したのは『ジ・アメリカンズ』のマシュー・リス。彼も製作総指揮の一人として企画段階から関わっていたので、「スゴイを超えた!」とメディアに絶賛される好演を見せている。1930年当時実在したカリスマ福音伝道師エイミー・センプル・マクファーソンをモデルにしたキャラクター、シスター・アリスを演じるのは、『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』のタチアナ・マズラニー。ほかに、『ザ・クラウン』のジョン・リスゴーなどが出演。
実際、HBOの全プラットフォームの初回放送の合計視聴者数が170万人と、『ウォッチメン』(150万人)、『アウトサイダー』(120万人)の初回記録を超え、同局の過去2年で最高の視聴者数を記録する注目作となった。
製作総指揮を務めるロバート・ダウニー・Jrは、新たな“ペリー・メイスン”像について次のようにコメントしている。
「我々はペリーを、トラウマを抱えた人間として描きたかったんです。第一次世界大戦が終わっても、彼は暗い過去を忘れることができずにいます。戦時中と同じような出来事が繰り返される中で、ペリーは『戦時中の出来事に打ち勝つことはできなかったが、今度こそは最後まで戦い抜こう』と決意するのです」
スターチャンネルEXで、9月18日より毎週金曜1話ずつ更新(※初回のみ1話・2話同時配信、字幕版)。BS10 スターチャンネルにて、10月より放送予定。
■ストーリー
1931年ロサンゼルス。世界中が大恐慌に苦しむ一方、石油産業と映画産業が隆盛を極めていたこの街で、残忍な乳児誘拐殺人事件が起きる。従軍経験でトラウマを負い、私立探偵としてその日の生計を立てるのが精いっぱいの暮らしをしているペリー・メイスンの元に、旧知のベテラン弁護士から事件の調査依頼が舞い込む。腐敗した警察組織や謎の新興宗教団体などが絡み合う事件の真相を鋭い洞察力で暴いていくが…。
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2020/08/09