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“アップリンクだけの問題ではない”浅井隆代表への提訴 映画業界を「安全な場所であると証明しないと」

 映画『よこがお』やドラマ『本気のしるし』などで知られる深田晃司監督が18日、オンラインで行われたアジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2020』(SSFF & ASIA)のトークショーに出演した。

SSFF & ASIAオンライントークシリーズ第二弾『映画文化と映画館の重要性』の模様

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 深田監督は、濱口竜介監督らと発起人となり『ミニシアター・エイド基金』プロジェクトを立ち上げ。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたミニシアターを応援している。ミニシアターを残すためにトークを繰り広げた深田監督は、映画会社・アップリンクで働いていた元従業員4人が、代表の浅井隆氏をパワーハラスメントによる損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことにも触れた。

 深田監督は「アップリンクだけの問題として切り捨てるのではなく、映画業界・ミニシアター・映画館・映画の作り手たちの間でも聞く話。(映画業界が)安全な場所であると証明しないといけない」と提言。

 その上で「業界の改善は精神論だけでは無理。韓国でも問題になっていますが、撮影前にセクハラの講習を全スタッフ、俳優も4時間受けている。そのお金は、公的機関が出しているんです。資本力がなくても講習を受けてリテラシーをつけて、映画の現場を守っていくことを考えていかなければ」と行政の力も借りながら、映画界全体で解決していくことの大切さを訴えた。

 この日は、渋谷にあるミニシアター・ユーロスペースの支配人・北條誠人氏も出演。「いまのミニシアターの問題点は、次の世代が来ないこと。公的資金を入れて若い人を雇用することで、未来につなげていくことができれば」と話した。

 トークショーには、別所哲也筒井真理子も参加した。

 同映画祭は、米国俳優協会の会員でもある別所が、ショートフィルムを日本に紹介したいという思いから1999年に『アメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル』として創立。04年に米国アカデミー賞公認の映画祭に認定され、同年から現在の名称となった。今年は今月4日から14日まで都内で開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、秋以降に延期が決まっている。

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