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女子高生が作るゾンビドラマ、日向坂46・柿崎芽実の出演を希望

 フジテレビが2014年から実施している、高校生のための演出家発掘プロジェクト『第6回ドラマ甲子園』の授賞式が5日、東京・台場の同局で行われた。大賞に選ばれたのは、愛知県小牧市在住の3年生・伊藤佑里香さん(18歳※応募時は17歳)の『受験ゾンビ』。自身が美術大学を目指す受験生だが、この夏、自ら演出してドラマ化に挑む。

 年1回(今回は2018年10月から19年5月6日まで)、全国の高校生に広く呼びかけ、1時間のドラマ脚本を募集。大賞に選ばれた作品は、執筆者本人の演出で、プロのスタッフがサポートし、プロの俳優たちの出演で、テレビドラマとして制作。CS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」で放送される(フジテレビTWOsmartでも配信予定)。

 伊藤さんは「高校3年生で受験生の夏をドラマ制作につぎこむのはどうしようかなと正直悩んだんですけど、書き始めたのが受験を意識し始めた高2の冬で、医学部で女子学生の点数が引かれたニュースもあり、頑張って勉強しているのにどうしてこんな目に遭うんだろうとか、まわりの受験への意識のギャップに悩んだりしていた時期で、そういう気持ちを全部込めて作った作品だったので、逆に受験生の夏に作った方が面白いんじゃないかなと思って、引き受けさせていただくことにしました」と、決意を語った。

 中学1年生で学校の映画部に入り、脚本を書きはじめたという伊藤さん。「高校になったら廃部になってしまって、廃部になってからもやっぱり私は映画づくりが好きだなと思って有志で人を集めて作っていた」という映画好きだ。受賞した作品は「想像以上に好き勝手な作品でスプラッター要素も含む過激なもの」と説明した。

 受験勉強で忙しい夏休みの後半。文化祭の準備で学校に集まったあかり、玄、瀬那、匠。準備の最中、あかりと玄は医学部受験のため13浪している山本が屋上から飛び降りるのを目撃する。急いで先生を呼ぶ2人だが、校舎裏の山本の死体は消えていた。不安感を感じつつも、準備に戻るあかりたち。その嫌な予感はあたり、山本はゾンビとなり、学校内の生徒、先生を襲い始める。

 パニックに包まれる学校。仲間たちが一人、また一人とゾンビに襲われる中、徐々に明かされていく高校生たちのリアルな悩み、コンプレックス、秘密。それぞれが受験に対して抱えていた本当の思い。そして、ラストは玄が見たあかりの秘密によって全てが明かされる。

 キャスティングの希望を聞かれ、「主役は日向坂46柿崎芽実さん。玄くんは望月歩さんにやっていただきたいなと思っています」と、はっきり。「正直まだ自分が監督としてスタッフや役者の方々に指示する姿は想像つきませんし不安です。ですがその不安を上回るワクワクを感じています。このような素晴らしい機会を与えてくださったフジテレビの方々に感謝し、悔いのない制作を行っていきたいと思います」と話していた。

■第6回ドラマ甲子園(※年齢は応募時)

大賞(1作品)
『受験ゾンビ』伊藤佑里香(17歳、愛知県小牧市在住、名古屋大学教育学部付属高等学校3年生)

佳作(2作品)
『花言葉は憧れ』彦坂美緒(18歳、茨城県在住)
『針が重なり、ツバメ飛び立つ』小野拓馬(18歳、東京都在住)

関連写真

  • 『第6回ドラマ甲子園』大賞を受賞した高校3年生の伊藤佑里香(いとう・ゆりか)さん。大賞受賞作品『受験ゾンビ』(C)フジテレビ
  • 右は選考委員長の山口真さん(ニュース総局 報道局長)(C)フジテレビ

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