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松坂慶子、朝ドラ『まんぷく』の“うざ可愛い”母役で新境地 ドラマ賞で「助演女優賞」【第15回コンフィデンスアワード・ドラマ賞】

 女優・松坂慶子が、19年1月期の“質の高いドラマ”を表彰する第15回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」で「助演女優賞」を受賞した。18年度後期(18年10月〜19年3月)の連続テレビ小説『まんぷく』でヒロインの福子(安藤サクラ)の母親・今井鈴を演じた松坂は、煩わしくも憎めない“うざ可愛い”キャラクターを魅力的に演じ、ベテラン女優ながら新たな一面をのぞかせた。

第15回『コンフィデスアワード・ドラマ賞』で松坂慶子が助演女優賞を受賞

第15回『コンフィデスアワード・ドラマ賞』で松坂慶子が助演女優賞を受賞

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 武士の末えいであることを誇りとしている鈴は、夫に先立たれて暮らしが傾いてからも、品格を大事にしながら福子ら3人の娘たちを育ててきた気位が高い女性。「私は武士の娘です」が口癖でしっかり者である反面、大変な心配性で、福子の夫・萬平(長谷川博己)の浮き沈みの激しい事業に対しては、不満をこぼすことも日常茶飯事。福子&萬平夫妻がインスタントラーメンという世紀の大発明にたどり着くまでを描いた同作において台風の目となり、物語をリードした。

 審査員からは、「実質的に安藤サクラさん、長谷川博己さんとのトリプル主演というか、むしろ最後は松坂慶子さんの人気が一番あったんじゃないかと思うくらい、存在感があった」(木村隆志氏/コラムニスト、コンサルタント)、「朝ドラで最初から最後まで出演し、愛された姑はなかなかいなかったと思う。うざったいけれど可愛い姑という新しいヒットキャラを生み出した功績はすごく大きいと思う」(佐藤智恵氏/作家・コンサルタント)とのコメントが寄せられ、もはや「もう1人のヒロインだった」とほぼ満場一致での決定となった。なお、松坂の受賞コメントは以下のとおり。

◆「助演女優賞」受賞:松坂慶子

 「助演女優賞」をいただき、とても嬉しく思っております。これまでもお仕事をご一緒したスタッフの方と、またこうやって一緒にお仕事ができたことに、ご縁を感じた作品でした。私が演じた今井鈴は、母親であり生命力のある女性です。娘たちと一緒になって時にはまるで四姉妹のように振る舞う姿は、うざ可愛くもあり(笑)、そうした彼女の一生懸命な姿を微笑ましく思ってくださったのでしょうか。鈴という人物をまるで知人のように親しんでいただき、視聴者の方も一喜一憂してくださる。出演者、スタッフ共に、視聴者の皆様とも一体感を感じることができ、とても温かい気持ちになれた作品でした。応援していただき、感謝しております。

※「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」とは
オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。審査員の投票結果と合計したうえで、最終的には有識者14名による審査会で決定する。


【『第15回 コンフィデンスアワード・ドラマ賞』特集】
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提供元:CONFIDENCE

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