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【いだてん】片言の日本語を話すダニエル役のイケメンは誰? 外国人キャストにも注目

 NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)。物語は、日本が初参加した1912年のストックホルムオリムピックへ。日本人初のオリンピック出場選手である主人公・金栗四三を演じる中村勘九郎と、三島弥彦役の生田斗真の体作りから徹底した熱演もさることながら、各国でオーディションを行った外国人キャストにも注目してほしい。第9回の終盤、ストックホルムに到着した四三たちのガイド、片言の日本語を話すダニエルを演じるエドヴィン・エンドレ(24)もその一人だ。

大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』ストックホルムで日本選手団のガイドを務めるダニエル(エドヴィン・エンドレ)(C)NHK

大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』ストックホルムで日本選手団のガイドを務めるダニエル(エドヴィン・エンドレ)(C)NHK

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 『いだてん』では、17年末よりスウェーデン、ポルトガル、フランスの各国のキャスティングディレクターを通じて、各キャストの募集を開始。18年春ごろまでに数百人を書類選考にかけ、残った候補に『いだてん』の台本で演じるビデオで送ってもらい、各候補10〜20人にしぼった。同年5月、ストックホルムロケで演出を担当する西村武五郎氏と制作統括の清水拓哉氏がストックホルム、リスボン、パリで実際に面接して、最終的に決定した。

 ダニエル役のエドヴィン・エンドレ、通称エディは、十分なキャリアに裏付けられた演技力や役への理解力と、四三の弟分になりそうな人懐っこいキュートな雰囲気が決め手となって選出されたという。

 エディは、スウェーデンの女優レナ・エンドレの息子で、13年公開のスウェーデンコメディー映画『Studentfesten』で俳優デビュー。以降、スウェーデンや海外で数々の映画やドラマでさまざまな役を演じてきた。二世俳優ということもあり、地元での知名度は抜群で、英語も堪能なため、ヨーロッパを中心に、北米にも活動範囲を広げている。

 主な出演作は、世界的人気を博したアイルランド製作ドラマ『Vikings(バイキングス)』(14・15年)、イギリス製作のAmazonオリジナル・ドラマ『Fortitude』(15年)、イギリス史上初のスキージャンプオリンピック代表選手であるエディ・エドワーズの半生を描いた映画『イーグル・ジャンプ』(16年)、スウェーデン映画『Swoon』(19年)など。

 ほかに、四三とデッドヒートを繰り広げるポルトガル代表のラザロ選手役は、ポルトガルで売出し中の俳優、エドワード・プレダ。嘉納治五郎と話すクーベルタンは、フランスのニコラス・ランブレラス。四三がマラソンレース中に迷い込むペトレ家の家族もオーディションで選んだスウェーデンのキャストが演じるが、実際に四三を介抱したペトレ家の子孫もエキストラとして撮影に参加した。

 先日、タチアーナ・ペトレさんが来日し、NHKで第10回・第11回の試写やスタジオ見学を楽しみ、「私のおばあちゃんがまだ小さかった頃、迷い込んできた金栗さんを見たと話していました。その当時の様子を再現している撮影現場を見てとても不思議な気分でした。私たち家族にとってもすばらしい経験になりました」と話していた。

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  • スウェーデンでは有名な二世俳優です(C)NHK
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