俳優の窪田正孝が7日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで行われた舞台『唐版 風の又三郎』の取材会に出席。6年ぶりの舞台出演となるが、前回この場所で蜷川幸雄さん演出の舞台『唐版 滝の白糸』(2013)に出演しており「会場に入った時に最初、どこかで『蜷川さんが見てくれている』という感覚を感じました」と明かし「引き継いだり、大切にといったきれい事ではなく、(蜷川演出で)やってきたものが染み付いていたんだなと純粋に思いました」と、蜷川さんと仕事ができた経験に感謝していた。 今回上演される作品は、宮沢賢治の名作『風の又三郎』にギリシャ神話や1973年に起きた自衛隊隊員による隊機乗り逃げ事件などを交ぜながら展開する、男女の切ない物語。窪田と元宝塚歌劇団星組のトップスター・柚希礼音のダブル主演でストーリーが進んでいく。
2019/02/07