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【まんぷく】内田有紀、夢の中で活躍中「新たなキャラクターとして観ていただけたら」

 NHKで放送中の連続テレビ小説『まんぷく』(月〜土 前8:00 総合ほか)でヒロイン・福子(安藤サクラ)と克子(松下奈緒)の姉、咲を演じる内田有紀。真一(大谷亮平)と結婚後、結核で亡くなるが、その後も福子や母・鈴(松坂慶子)の夢に登場。内田は「生前とは違った新たなキャラクターとして観ていただけたら」と、話している。

連続テレビ小説『まんぷく』ヒロイン・福子(安藤サクラ)の姉で、真一(大谷亮平)が死別した妻・咲を演じる内田有紀(C)NHK

連続テレビ小説『まんぷく』ヒロイン・福子(安藤サクラ)の姉で、真一(大谷亮平)が死別した妻・咲を演じる内田有紀(C)NHK

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 咲は、早くに亡くなった父の代わりに、貴金属店で働いて今井家を支えてきた。優しい性格で、優しさのあまり自分の幸せを後回しにし過ぎる傾向があり、周囲を心配させるほどだった。序盤で亡くなってしまうが、たびたび福子や鈴の夢枕に立ち、迷っている背中を押すようなことばをかける。

 「福子のところに出てくるときは福子の思いが形になった『咲姉ちゃん』なので、福子が潜在意識で望んでいることを言っているような気がする一方で、鈴さんの夢枕に立つときは、鈴が心の中で言いたいことを代弁している感じです。夢を見る人物の思いを映す鏡のような役柄になればと思っております」と、内田。

 印象に残っているシーンとして挙げたのは、「鈴さんが萬平さん(長谷川博己)の文句ばかり言っていたら、咲が夢枕で『これで福子は未亡人よ』と、ちょっとドキっとさせるせりふを言ったり、コミカルに諭したりするところは面白いシーン。また、萬平さんがインスタントラーメンを作ると言い出したときに福子が動揺していると『何も心配しないで、萬平さんをしっかり支えてあげなさい』と咲姉ちゃんとして背中を押してあげられたのが印象に残っています」。

 生前とはまた違う役割を担い、「ひとつの物語の中でいろいろな登場の仕方をさせていただけるのは幸せなことだと思います。番組の後半から終盤にかけては、福子や鈴の思いをのせたキャラクターみたいなところはありますね。でも、真一さん(大谷亮平)のことに限っては、そうでもないのかもしれません。鈴の夢枕にて『真一さんにやさしくしないなら、もう出てこないわよ』と言うシーンがあったのですが、これは口調こそ違えど、咲自身の言葉と言えるような…。それとも咲が真一さんを心から愛していたのを知っていたから、鈴の潜在意識が咲にそう言わせたのか…。私としては真一さんのことが心配で、咲が本当に出てきたのかもという気もしています(笑)」。

 第18週第100回(1月30日放送)では、真一から再婚したい相手を紹介された福子の夢枕では「真一さんが幸せになってくれればええんやから、ほんまに」と、生前と変わらない優しい笑顔を見せていた。今後も咲は、着物で登場したり、インスタントラーメン食べていたり、夢の中ではあるが、さまざまなシチュエーションで登場する。

 内田は「ついに萬平さんがインスタントラーメン作りにまい進して本領発揮となっていきます。視聴者の方もいつラーメンにいくのだろうとこれまで思ってくださっていたと思うのですが、完成するまでにもまだまだ大変なことが続きます。萬平さんと福子が山あり谷ありを一緒に乗り越えていく、二人の雄姿をほほえましく応援してください。私もたまに登場します(笑)。楽しんでもらえればうれしいです」と、話していた。

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