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西島秀俊&西田敏行の“正統派ヤクザ”が学校再建 『任侠学園』映画化決定

 経営難に陥った私立高校の再建を引き受けることになった任侠と人情を重んじるヤクザを描いた今野敏氏による小説『任侠学園』が、俳優・西島秀俊西田敏行のW主演で映画化されることが25日、明らかになった。今年の秋公開予定。

映画『任侠学園』でW主演を務める(左から)西島秀俊、西田敏行 (C)今野 敏 / (C)2019 映画「任?学園」製作委員会

映画『任侠学園』でW主演を務める(左から)西島秀俊、西田敏行 (C)今野 敏 / (C)2019 映画「任?学園」製作委員会

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 原作は、昔かたぎのヤクザ者が、世のため、人のため、義理と人情を武器に、倒産寸前の高校、出版社、病院などの経営再建を試みる『任侠シリーズ』。メガホンを取るのは、ドラマ『民王』や『劇場版 ATARU』などを手がけた木村ひさし監督。

 映画は、ヤクザと今どき高校生が、かみ合わなさ全開で、笑いあり、涙ありの痛快“世直し”エンターテインメント。仁徳京和学園高校再建のために、新しく就任した理事は、曲がったことが大嫌いな昔基質のヤクザの阿岐本組。見た目は怖く、荒々しいが、正義を貫く彼らの情熱に、学園の空気は変わっていく。しかし、金儲けのために、学園を乗っ取ろうと計画する大人たちが罠を仕掛ける。

 西島は「今まで演じたことのない、全く新しいキャラクター」と自身でも話し、真面目過ぎるがゆえ、ときに空回りしてしまうお茶目な側面も持つ、昭和過ぎる阿岐本組ナンバー2・日村を演じる。西田は、日村やその弟分立ちを振り回しながらも、ストレートな言葉で多くの人たちの心を揺さぶる阿岐本組長を担う。

 西島は「何が正しく何が間違っているのか、誰もが迷うこんな時代だからこそ、“昔基質”のまっすぐすぎる日村のような男が新たな道を切り開いてくれるのではないでしょうか」とコメント。西田は「今の時代にとって、とても画期的な作品になりそうでワクワク。ヤクザが一本筋を通すという“任侠道”は万国共通の人々が幸せになるための一本の道だと思います。悩んだり、くすぶっているみなさんを勇気づけるエネルギーになれば」と話している。

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