昨年2月に亡くなった大杉漣さんが生前にナレーションを務めた映画『世界一と言われた映画館』が、5日に初日を迎えた。舞台あいさつに出席した佐藤広一監督は「完成と全国上映を期待してくれたナレーションの大杉漣さんも喜んでくれてると思います」と感慨深げに語った。 語り部として、映画に魂を吹き込んだ大杉さん。佐藤監督は「昔、大杉さんが主役の自主映画にスタッフとして参加していた。その時にすごくいい人ですし、人間味がある方だなと。いつかお仕事ができればいいなと思っていました。オファーも即答でOKしてくれました」と出演の経緯を明かしていた。
2019/01/05