女優の小泉今日子が、来年、1月6日からNHKで放送される大河ドラマ第58作『いだてん〜東京オリムピック噺（ばなし）〜』（毎週日曜　後8：00　総合ほか）に出演することが14日、同局から発表された。

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連続テレビ小説『あまちゃん』（2013年）を手がけた宮藤官九郎が初めて挑む大河ドラマ。『あまちゃん』といえば、小泉もヒロイン・アキの母・春子を好演したこともまだ記憶に新しい。

『いだてん』は、“日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三（中村勘九郎）と“日本にオリンピックを呼んだ男”田畑政治（阿部サダヲ）を主人公に、初めてオリンピックに参加したストックホルム大会から1964年の東京五輪まで、近代日本スポーツの創世記を稀代の落語家・古今亭志ん生（ビートたけし）の半生とともに語っていく。

小泉が演じるのは、志ん生の長女にして、敏腕マネージャーとして活躍する美津子（みつこ）。歯に衣着せぬストレートな物言いでしばしば相手をたじろがせ、裏表のない性格で、頼りになるご意見番的な存在として周囲からも慕われる。

起用理由について、制作統括の訓覇圭氏は、オファーした時期については伏せた上で「志ん生の娘さんは、浅草や下町のことが大好きな方だった。チャキチャキした感じで演じてほしいと思ったので」と説明。訓覇氏は、作者の宮藤、メイン監督の井上剛氏、音楽の大友良英など、チーム『あまちゃん』が再集結していても、「同じ人間が関わっているので自然と似てくるところはあるかもしれないが、それも自然体で。全く意識していない」とも話していた。