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松嶋菜々子主演ドラマ『誘拐法廷』 謎に引き込まれていくこん身のミステリー

 女優の松嶋菜々子が主演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『誘拐法廷〜セブンデイズ〜』が7日(後9:00〜11:09)に放送される。このドラマのプロモーションでインタビューをした際、松嶋に「平成」はどんな時代だったか、と尋ねたら「私の人生そのもの」と話していた。

 1992(平成4)年に女優デビュー後、96(平成8)年前期連続テレビ小説『ひまわり』(NHK)のヒロインに抜てきされ、ドラマ『救命病棟24時』や『やまとなでしこ』(ともにフジテレビ)などが大ヒット、2002(平成14年)年大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』では唐沢寿明とダブル主演を務めるなど、押しも押されもせぬ国民的女優となった。結婚して、2児の母となってからも、11(平成23)年の『家政婦のミタ』(日本テレビ)などの話題作に出演してきた。

 「平成」という時代を彩った数々のドラマの中で、確かな存在感を放ってきた松嶋が、「最後の夏」に挑んだ作品が、『誘拐法廷〜セブンデイズ〜』。原作は、2007年に公開されたキム・ユンジン主演の韓国映画『セブンデイズ』。最後の最後まで先の読めないサスペンスフルな展開や、母娘の心揺さぶる人間ドラマが感動を呼び、韓国で動員200万人超えを記録した大ヒット作だ。で、日本版のストーリーはというと…。

 豪腕弁護士・天吹芽依子(松嶋)は、警視庁の幹部で別居中の夫・相澤吾郎(杉本哲太)との離婚を決意し、9歳の娘・天吹真衣(高丸えみり)の親権だけは絶対に渡すまい、と心に誓う。ところが、その矢先、真衣が何者かに誘拐されてしまう。しかも、誘拐犯は真衣の命と引き換えに、芽依子にとんでもない要求を突きつける。それは、学生アーティスト殺人事件の被疑者で、無実を主張し続けている国光瑛二(柄本時生)を弁護し、無罪判決を勝ち取れというものだった。

 国光は限りなく有罪だと思われる人物。しかも、裁判の結審まで残された時間は、たった7日間しかない。芽依子は最愛の娘を取り返すために、弁護士の倫理に抵触しかねないギリギリのラインで証拠集めに奔走する…。

 子どもが誘拐されて、命の危機にさらされるなんて、そんな事件、現実の世界で起きてほしくないけれど、フィクションの世界、エンターテインメントとして割り切って『誘拐法廷』を観ると、いくつもの謎に引き込まれていく。主人公の娘を誘拐した犯人は誰なのか。単独犯か複数犯か。目的は国光を無罪にしたいだけなのか、ほかの目的があるのか。学生アーティスト殺人事件の真犯人は誰なのか。国光は本当に無罪なのか。そもそも7日間で無罪を勝ち取ることはできるのか…などなど。後から「ああ、あれは伏線だったのか」と気づくシーンがいくつもあるだろうから、後で見返せるように録画しておくことをおすすめしたい。



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