10月8日に開催される「第30回出雲全日本大学選抜駅伝競走」を皮切りに、今年の駅伝シーズンが開幕する。駅伝・マラソンは日本人が愛してやまない競技。これまで数多くのスター選手が誕生してきたが、そのなかでも東京五輪で銅メダルを獲得した円谷幸吉と、メキシコ五輪で銀メダルを獲得した君原健二の2人は、多くの人々にその名が知られている名選手だ。そんな、ライバルであり友人でもあった2人の数奇な運命を題材にした舞台『光より前に〜夜明けの走者たち〜』が、11月14日から紀伊國屋ホールで上演される。この作品で、特別監修を務めた青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督・原晋氏と、自身も箱根駅伝に出場経験があり、本作では円谷のコーチ・畠野洋夫役で出演する和田正人に、作品のことや長距離選手の日常、育成方法などについて聞いた。■選手はストイックに長距離と向き合っている。
2018/10/05