自身のブログにたびたび自炊料理の写真をアップする“料理男子”の一面も持つ、俳優の福士誠治。料理を始めたきっかけは「28歳でひとり暮らしをはじめてから。それまで実家にいたので料理はしたことなかったのですが、必要に迫られて…」。それでもやっていくうちに「面白くなってきて(笑)。料理って思っていた以上にクリエイティブ。芝居に似ているな、と思うこともあります」と話す。
ハマっているとか、こだわっているとか、そんな大げさなことではなく、料理はあくまで日常生活の一部。「最近は、何か作ろうと思ったらネットにいくらでもレシピが載っていて、挑戦できる。レシピに忠実に、というよりなんとなくそういう料理になればいい、くらいの気持ちで。材料が家にないな、と思ってもスーパーに買いに走るタイプではないです(笑)。冷蔵庫にあるものを代用して自分なりにアレンジしてしまいますね」。
時間がある時には、熟成肉やチャーシュー、煮込み料理など、“ザ・男の料理”に挑戦することもあるが、このインタビューを実施した日の朝は、「冷凍しておいたご飯に出汁と一緒に煮ておじやにして、塩昆布と乾燥わかめを加えて溶き卵でとじた、お腹にやさしいものを食べてきました。時間もかからないし、味付けも目分量で。塩の代わりに塩昆布、野菜の代わりにわかめを入れておこう、みたいな感じで作りました」。
そんな料理が「芝居に似ている」とはどういうことか? 「どんな料理を作ろうか、出来上がりをイメージして、材料を揃えて、どういう段取りで作っていったらスムーズか、そのプロセスが、作品づくりにも通じるなぁと。料理をしている時は僕がプロデューサー兼演出家(笑)」。
さしずめ食材や調味料は、出演者といったところか。鮮度のいい旬の魚は何もしなくてもおいしい刺身になるし、シナシナになった野菜も刻んで煮込んでしまえばうまくまとまる。意外な食材や調味料でコクが増したり、まろやかになったり。キャスティングに例えることができそうだ。
福士は7月期、BSジャパンの連続ドラマJ『極道めし』(14日スタート、毎週土曜 後9:00)に主演。原作は、先日惜しまれながら亡くなったグルメ漫画の巨匠・土山しげる氏の同名漫画で、柳沢慎吾・今野浩喜・徳井優・小沢仁志と共演する。この5人でどんな味のする料理(ドラマ)が出来上がるのか。
とある刑務所の雑居房を舞台に、食べることだけが楽しみな囚人たちが、シャバで食べた一番おいしかった食い物の話を披露し、最も旨そうな話をした勝者が好きなおかずやおやつを手に入れることができる、という争奪戦を展開。毎回、食い物だけではなく、意地やプライドを賭けた彼らの壮絶なバトルが描かれる。14日に放送された第1話では、キャスト一人ひとりのキャラ(持ち味)を生かした演出が冴えていた。個性がぶつかり合ってできた火花がスパークして、観る人それぞれの心に鮮烈な印象を残すのではないだろうか。
「撮影現場では個性の大渋滞が起きています(笑)。キャスト一人ひとりの個性は強いですが、全く違うし、かなりドラマに反映されているような気がします。まさに、5人の群像劇。誰か一人がしゃべると、別の誰かがつっこんだり、ボケたり、かぶせてしゃべったり、まともなことを言って筋に戻したり。そういう5人の化学反応が深みになっている気がしますね。5人それぞれ武器を持っていて、それを皆が認め合っている。皆さんに対して、『かなわないな』『好きだな』と思えることが、自分にとってもいい気づきになりました。ほかの4人から『自分にないもの持っている』と思ってもらえる何かを、僕も出せていたらいいな、と思います」。
21日放送の第2話のサブタイトルは「涙の野沢菜めし」。毎日の食事のおかずや甘いおやつなどの争奪戦を繰り広げている久里刑務所204号室。業務上横領の小津(今野)、窃盗常習犯・八戸(徳井)、詐欺師・坂井(柳沢)、暴力団組員・荒木(小沢)、銃刀法違反・原一平(福士)。順番にシャバで食べたおいしかった食べ物の話をして、 最も旨そうな話をした者を勝者とするこのバトル、連敗中の新人・一平は、お腹を鳴らしながら忸怩(じくじ)たる思いでいた。
ある日、献立に「牛肉のしぐれ煮」を発見した面々は希少品の牛肉に色めき立つ。どうしても勝利したい一平は牛丼で勝負。坂井が持ち出したのは高校時代のお弁当。鰻丼だと思っていたその弁当の正体は? 経費でタダ飯が信条の元サラリーマン・小津の舞台は高級旅館。八戸はガードマン時代の揚げパンの話。それぞれの思いが交錯する中、バトルは熾烈を極める。
そんな中、荒木がポツリポツリと話し始めたのは鉄砲玉で失敗した話。組からも警察からも追われる荒木が最後にたどり着いたのは生まれ故郷。自宅の庭に潜む荒木のところに農作業を終えた母(泉ピン子)が帰ってくる。母が用意する素朴なご飯。白飯、味噌汁、煮物、野沢菜の漬物。黙って食べる荒木のもとに警察の追手が…。
福士は「一つひとつのエピソードがすごく面白いです。笑えるし、くだらないし、でもグッとくる。母親の話や子どもの頃の話、日本人の琴線に触れるような話など、視聴者の皆さんの中にある思い出に当てはまるエピソードもあると思います。『何を食べたか』だけでなく、『誰と食べたか』も重要だということ。僕が演じる一平についても、なぜ刑務所に入ることになったのか、おいおい明らかになっていきますので、楽しみにしていただけたらと思います」と、アピールしていた。
ハマっているとか、こだわっているとか、そんな大げさなことではなく、料理はあくまで日常生活の一部。「最近は、何か作ろうと思ったらネットにいくらでもレシピが載っていて、挑戦できる。レシピに忠実に、というよりなんとなくそういう料理になればいい、くらいの気持ちで。材料が家にないな、と思ってもスーパーに買いに走るタイプではないです(笑)。冷蔵庫にあるものを代用して自分なりにアレンジしてしまいますね」。
そんな料理が「芝居に似ている」とはどういうことか? 「どんな料理を作ろうか、出来上がりをイメージして、材料を揃えて、どういう段取りで作っていったらスムーズか、そのプロセスが、作品づくりにも通じるなぁと。料理をしている時は僕がプロデューサー兼演出家(笑)」。
さしずめ食材や調味料は、出演者といったところか。鮮度のいい旬の魚は何もしなくてもおいしい刺身になるし、シナシナになった野菜も刻んで煮込んでしまえばうまくまとまる。意外な食材や調味料でコクが増したり、まろやかになったり。キャスティングに例えることができそうだ。
福士は7月期、BSジャパンの連続ドラマJ『極道めし』(14日スタート、毎週土曜 後9:00)に主演。原作は、先日惜しまれながら亡くなったグルメ漫画の巨匠・土山しげる氏の同名漫画で、柳沢慎吾・今野浩喜・徳井優・小沢仁志と共演する。この5人でどんな味のする料理(ドラマ)が出来上がるのか。
とある刑務所の雑居房を舞台に、食べることだけが楽しみな囚人たちが、シャバで食べた一番おいしかった食い物の話を披露し、最も旨そうな話をした勝者が好きなおかずやおやつを手に入れることができる、という争奪戦を展開。毎回、食い物だけではなく、意地やプライドを賭けた彼らの壮絶なバトルが描かれる。14日に放送された第1話では、キャスト一人ひとりのキャラ(持ち味)を生かした演出が冴えていた。個性がぶつかり合ってできた火花がスパークして、観る人それぞれの心に鮮烈な印象を残すのではないだろうか。
「撮影現場では個性の大渋滞が起きています(笑)。キャスト一人ひとりの個性は強いですが、全く違うし、かなりドラマに反映されているような気がします。まさに、5人の群像劇。誰か一人がしゃべると、別の誰かがつっこんだり、ボケたり、かぶせてしゃべったり、まともなことを言って筋に戻したり。そういう5人の化学反応が深みになっている気がしますね。5人それぞれ武器を持っていて、それを皆が認め合っている。皆さんに対して、『かなわないな』『好きだな』と思えることが、自分にとってもいい気づきになりました。ほかの4人から『自分にないもの持っている』と思ってもらえる何かを、僕も出せていたらいいな、と思います」。
21日放送の第2話のサブタイトルは「涙の野沢菜めし」。毎日の食事のおかずや甘いおやつなどの争奪戦を繰り広げている久里刑務所204号室。業務上横領の小津(今野)、窃盗常習犯・八戸(徳井)、詐欺師・坂井(柳沢)、暴力団組員・荒木(小沢)、銃刀法違反・原一平(福士)。順番にシャバで食べたおいしかった食べ物の話をして、 最も旨そうな話をした者を勝者とするこのバトル、連敗中の新人・一平は、お腹を鳴らしながら忸怩(じくじ)たる思いでいた。
ある日、献立に「牛肉のしぐれ煮」を発見した面々は希少品の牛肉に色めき立つ。どうしても勝利したい一平は牛丼で勝負。坂井が持ち出したのは高校時代のお弁当。鰻丼だと思っていたその弁当の正体は? 経費でタダ飯が信条の元サラリーマン・小津の舞台は高級旅館。八戸はガードマン時代の揚げパンの話。それぞれの思いが交錯する中、バトルは熾烈を極める。
そんな中、荒木がポツリポツリと話し始めたのは鉄砲玉で失敗した話。組からも警察からも追われる荒木が最後にたどり着いたのは生まれ故郷。自宅の庭に潜む荒木のところに農作業を終えた母(泉ピン子)が帰ってくる。母が用意する素朴なご飯。白飯、味噌汁、煮物、野沢菜の漬物。黙って食べる荒木のもとに警察の追手が…。
福士は「一つひとつのエピソードがすごく面白いです。笑えるし、くだらないし、でもグッとくる。母親の話や子どもの頃の話、日本人の琴線に触れるような話など、視聴者の皆さんの中にある思い出に当てはまるエピソードもあると思います。『何を食べたか』だけでなく、『誰と食べたか』も重要だということ。僕が演じる一平についても、なぜ刑務所に入ることになったのか、おいおい明らかになっていきますので、楽しみにしていただけたらと思います」と、アピールしていた。
2018/07/20