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山田裕貴『特捜9』でキラリと存在感 「かなりプレッシャーだった」と本音も

 12シーズン続いたテレビ朝日系ドラマ『警視庁捜査一課9係』を引き継ぎ、4月から放送されている『特捜9』(毎週水曜 後9:00)。主演の井ノ原快彦V6)演じる浅輪直樹をはじめ、「9係」で活躍したメンバーがこれまで通りコンビを組み、捜査に取り組む中、若手刑事・新藤亮役で新たにメンバー入りした山田裕貴。撮影も残り少なくなってきたある日、「かなりプレッシャーだった」と率直な気持ちを語ってくれた。

 「12年続いてきた番組に突然、仲間入りするというのは、かなりプレッシャーでした。新藤というキャラクターも、演じている山田裕貴も誰だ?って思った人がたくさんいたと思うんです。その中で、新藤をどれだけ魅力的なキャラクターにしていけるか、正直、不安でした。そこを井ノ原さんをはじめ、特捜班の皆さんがそれぞれ助けてくださって、『大丈夫、大丈夫』と励ましてくだささって、本当に毎日、感謝しながら撮影しています」。

 中でも、捜査でコンビを組む浅輪直樹役の井ノ原と、山田と一緒に新キャストとして加わった班長の宗方朔太郎役の寺尾聰の存在は大きかったという。

 「クランクインして数日しか経っていない時に、井ノ原さんが取材を受けていて、そうしたら『山ちゃん、ちょっと来て〜』と僕のことを呼び寄せて、僕までカメラに映してくれたんです。取材に来ていた人はそんなつもりなかったと思うんですけど、井ノ原さんなりに気を回してくれたんだと思います。

 寺尾さんとは、撮影初日にすれ違うシーンを撮った時のことなんですけど、これからカメラテストというタイミングで、「『新人だろうが、どんだけ長くやっていようが、(視聴者の)目に止まった方が勝ちなんだ』と、ことばをかけてくれたんです。『えっ!? いま、そんなこと言う!?』って、びっくりしましたけど、確かにそうだな、と思って、思いっきりやろう、と気分が楽になりました。そういうエピソードが、特捜班のメンバー一人ひとりにいっぱいあって、こんなにいろんなことをもらえる現場ってなかなかない、本当に仲間に入れてもらえて幸せだと思いますし、頑張ってきて良かったと、素直に思いました」。

 2011年『海賊戦隊ゴーカイジャー』(同局)で俳優デビューし、最近では1月ドラマ『ホリディラブ』や、映画『あゝ荒野』(17年)や『第71回カンヌ国際映画祭』でパルム・ドール(最高賞)を獲得した『万引き家族』に出演するなど着実にキャリアを重ねてきた。

 「『特捜9』では“新人”だけど、俳優としてはもう7年ほどやって来ているので、ちょっとでも力になれる存在にならないといけない、と思っています。『山田裕貴が出ているから見ている』という人を一人でも増やしていきたいですし、そうやって恩返しができる日が来るように。いまはこの現場で皆さんからいろんなことを吸収して、人間としても、俳優としても成長したいと思っています」。

 山田が演じる新藤は、積極的で実直ではあるが、その一方でゆとり世代的な若者気質の持ち主。そんな性格からか、時に軽々しい発言をして直樹に怒られたり、特捜班のメンバーと衝突したりすることも。しかし、「また、僕、先走りました?」と素直に反省して、ふてくされたりしないところは好感がもてる青年だ。

 「新藤のちょっと危なっかしい、先走ってしまいがちな若手刑事らしいところは、元9係のメンバーにない要素でもあり、スパイスとして視聴者の皆さんをドキドキさせたり、ハラハラさせたりできたらいいですね。ただ、階級は巡査ですけど、警視庁捜査一課特別捜査班に配属されるということは、それなりのものを持っているんじゃないかと思っています。刑事として、ちゃんと一本筋が通っているってことが、少しずつ見えてくると思うので、これからの新藤にも注目してもらいたいです」。

 余談として、デビュー作のスーパー戦隊シリーズも、『特捜9』も、「チームを組んで、協力して戦う」部分で似ているという話から、「どちらもこの人たちについていけば間違いない、きっと解決してくれる、と思わせてくれる。どんな困難な状況でもあきらめないし、だから負けないじゃないですか。新藤が『(勾留期限まで)あと1日しかない』と焦って言った時、浅輪主任は『あと1日あるだろう』と言ってあきらめない。そういう部分にも共通点を感じました」。

■6日放送の第9話は15分拡大スペシャル

 被害者の口の中からニセモノの警察バッジが見つかる殺人事件が発生する。直樹(井ノ原)たちが臨場した板橋区内の公園で、後頭部を殴打されて殺害されていた75歳の女性だけでなく、同じ管内で同様の殺人事件が過去2件、発生していた。そのため、見村岳(笠兼三)をはじめとする所轄署の刑事たちは同一犯による犯行と見て、“連続殺人犯X”を追いはじめる。

 直樹ら特捜班は捜査の応援に入るが、見村たち所轄は特捜班には非協力的。署長の佐野真一郎(伊藤洋三郎)によると、前回の事件の際、本部からやってきた管理官の指揮に従ったせいで初動捜査が出遅れた苦い経験があるという。佐野はノンキャリアながら実力だけで警視まで昇進した人物で、そんな彼から改めて協力を依頼された直樹らは、過去の2件の事件も含め、手分けして一から捜査を行うことにする。

 3件目の事件を追う直樹と新藤(山田裕貴)は、身寄りのない被害者が孤独にひっそりと暮らしていたことを確認するが、部屋の中で気になるものを見つけて…!? また、志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は2件目の女性殺人事件を、青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は最初に起きた男性の殺人事件をそれぞれ洗い直す。連続殺人事件として捜査をしない特捜班に、人のいい佐野もさすがに苛立ちを見せはじめるが…。やがて直樹ら特捜班の地道な捜査が衝撃の真実にたどり着く。



関連写真

  • テレビ朝日系『特捜9』新藤亮役で新たにメンバー入りした山田裕貴 (C)ORICON NewS inc.
  • テレビ朝日系『特捜9』新藤亮役で新たにメンバー入りした山田裕貴 (C)ORICON NewS inc.
  • テレビ朝日系『特捜9』新藤亮役で新たにメンバー入りした山田裕貴 (C)ORICON NewS inc.

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