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沢口靖子、14年ぶり時代劇 古田新太と16年ぶり共演「楽しく演じたい」

 女優の沢口靖子主演で、オリジナル脚本の新作時代劇『小吉の女房』が制作されることが30日、わかった。幕末の英雄・勝海舟を育てた、型破りな夫婦の物語。放送はNHK・BSプレミアムの「BS時代劇」枠(毎週金曜 後8:00)で、来年1月11日スタートを予定している。沢口がテレビの時代劇に出演するのは同局の大河ドラマ『新選組!』(2004年)以来、14年ぶりとなる。

NHK・BS時代劇『小吉の女房』(2019年1月11日スタート)勝海舟の母・お信役で主演する沢口靖子

NHK・BS時代劇『小吉の女房』(2019年1月11日スタート)勝海舟の母・お信役で主演する沢口靖子

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 時代は、江戸・幕末間近の天保期。沢口が演じるのは、貧乏旗本・勝家の女房・お信(おのぶ)。毎日お金の苦労をしながらも、無邪気な笑顔を絶やさず、身分にとらわれず、人に分け隔てせず、度胸の良さも満点の女性だ。

 お信の夫・小吉は、生来の無鉄砲。腕はめっぽう強く、頼まれたら嫌とはいえない。そんな小吉のことがお信は愛おしくてたまらない。お信の明るさとのんきさ、知恵や機転が、トラブル続きの小吉を支えていく。

 そして、両親を冷静に見守るのが、跡取り息子の麟太郎(りんたろう)。利発で聡明、母から身分を超えた博愛を、父から義侠心をもらい受け、やがて「勝海舟」として江戸の人々を救うことになる。

 小吉を演じるのは、古田新太。舞台『天保十二年のシェイクスピア』で共演して以来16年ぶり、ドラマでは初共演することになった沢口は「やんちゃな小吉を演じる古田さんの暴れっぷりが目に浮かびます(笑)。でも小吉は、男気のある実直な人。愛おしくて私も大好きになりました! 貧乏所帯をやり繰りしながら、明るく楽天的に支えた妻・お信を楽しく演じたいと思います」とコメントしている。

 作者は、連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(10年)や大河ドラマ『八重の桜』(13年)を手がけた山本むつみ氏。沢口、古田のほかに、鈴木福升毅高橋和也高橋ひとみ石倉三郎江波杏子里見浩太朗などが出演。語りは春風亭昇太が予定されている。

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