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“怪演”俳優・佐野史郎、還暦過ぎで連ドラ初主演「プレッシャーですよ!」

 かつて『ずっとあなたが好きだった』(1992)で演じた桂田冬彦役で“冬彦さん”旋風を巻き起こした俳優・佐野史郎(63)が6月2日スタートの東海テレビ・フジテレビ系連続ドラマ『オトナの土ドラ 限界団地』(毎週土曜 11:40※全8話)で連ドラ初主演を務めることがわかった。団地を舞台にした心理サスペンスで、佐野は主人公で狂気に満ちた謎の老人・寺内誠司を演じる。「視聴者の皆様には『また、佐野が変なことをやっているな』と喜んでいただければとてもうれしいです。このおじいさんが毎回何をしでかすか、最後までとくとご覧いただければと思います」とお得意の怪演を誓っている。

 『火の粉』(2016)、『真昼の悪魔』(2017)に続く同枠の心理サスペンスストーリー。かつての夢のニュータウン団地に寺内が孫娘を連れてやってくるところから惨劇が幕をあける。「人に必要とされたい」「孫娘のためならどんな犠牲もいとわない」…穏やかな笑顔を見せる老人の入居を機に、不審な連続孤独死や規則を乱す住人を襲う不幸など偶然とは思えない不可解な出来事が起きはじめる。孫娘へ注ぐ異常な愛情、古き良き団地への執着を持つ寺内の恐ろしい本性が次第に周囲を巻き込み、不穏な方向へ転がっていく。

 狂気的な役柄とは裏腹に佐野は「プレッシャーですよ!! 責任が違いますよね」と笑いながら心境を告白。当初は主演とは知らずに台本を読んでいたそうで「気がついたら最初に名前が書いてあったのでビックリ!! 還暦を過ぎて連続ドラマの初主演をいただくなど考えたこともなかったので、とてもありがたく思っています」と気負いつつも感謝。
 
 “冬彦さん”を演じていたときは「現場ではみんな大真面目で取り組んでいて、けれど一生懸命やればやるほど強烈なキャラクターが話題になり奇妙な感覚でした」と当時を振り返る佐野。今回も強烈なキャラクターを演じることとなったが「寺内という人間の行動の奥底にある無意識は何か? ということを強く考えさせられています。本人の自覚がないところで、何の衝動でそこまでの行動を起こすのか? 単なる私怨ではおさまらない何かを探っていきたいと思っています」。単に奇怪なだけでなく、キャリアを重ねたからこそできる、深みのある演技にも注目だ。



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