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木村拓哉×二宮和也『検察側の罪人』 アラーキー撮り下ろしポスター解禁

 俳優の木村拓哉二宮和也が出演する映画『検察側の罪人』(原田眞人監督 8月24日公開)のポスターが9日、解禁された。「一線を、越える。」というコピーと共に、今回初共演となった2人を、“アラーキー”の愛称で知られる日本写真界の鬼才・荒木経惟氏が撮り下ろした。13日より劇場に掲出される。

 荒木氏といえば、日本の写真界のみならず、世界中の写真家に多大なるを影響を与えてきた日本のトップ写真家。世間的にはヌード写真家としてのイメージが強いが、スナップや風景、ポートレートまで多面性に富み、77歳を超えた今もなお、写真集を精力的に出版、写真展を開催し続け、勢いを増し続けている。

 映画ポスターを手掛けるのは、『M』(2007年)以来11年ぶり。打ち合わせの場では、木村と二宮の2人を撮るうえで、荒木氏が「年齢を重ねてきた男の“顔”を撮りたい」と提案。これまでにも市井の人々から数々の俳優まで、途方もない数の“男の顔”を撮影してきた荒木氏は、15年4月には写真展『荒木経惟写真展「男―アラーキーの裸ノ顔―』を開催し、坂東三津五郎、王貞治赤塚不二夫忌野清志郎ビートたけしといった面々の計207人もの“男の顔”を展示。当時のインタビューでは「写真は顔だ、顔が一番頂点」「向かい合って真剣勝負をして、その瞬間を撮る」と語っている。

 さらに、2人が演じる検事が対立していくという筋書き上、製作陣は2人を別々に撮影することを思い描いていたが、荒木氏から「2人を同時に撮影したい」とさらなる提案があった。「そこに2人が一緒に立つことで、緊張感が生まれる。それを撮る」「お互いが意識し合う、必ず、役柄を引きずって火花が散る」という狙いがあり、9月3日に映画本編の撮影が終了する間際、奇跡的に空いたスケジュールを抑えて、その直前の9月1日に都内のスタジオにて撮影が行われた。

 荒木氏自ら照明を調整し、自身も動きながら、寄り、引きと2人の“顔”を切り取るベストな画角を模索しつつ、撮影は進んでいった。作品さながらの心地よい緊張感と共に2人の表情を引き出し、フィルムカメラのシャッター音が30分弱鳴り響き続け、撮影は終了した。

 特報映像も初解禁され、音楽はほぼ皆無のなか、せりふと芝居のみで鬼気迫るぶつかり合いが描かる。30秒という短い時間ながら、それぞれの人物像、そして対立していく様を切り取った、緊張感がみなぎる映像となっている。

■映画『検察側の罪人』特報映像
https://youtu.be/4apNRNDHUlk



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