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工藤阿須加、ドラマ初主演の重圧と決意「やるしかない」

 俳優・工藤阿須加(26)が2月よりスタートするCS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmart」の連続ドラマ『ザ・ブラックカンパニー』合同取材会に出席した。今回でドラマ初主演を果たす工藤だが「お話を聞いたときはただただプレッシャー」と重圧を告白。それでも「やるしかない。プレッシャーを感じるなら現場を楽しんで一瞬一瞬をいいものにしていきたい。『どうしよう』とは思わないようにしている」と揺るぎない決意を語った。

2月よりスタートするCS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmart」の連続ドラマ『ザ・ブラックカンパニー』でドラマ初主演を果たす工藤阿須加 (C)ORICON NewS inc.

2月よりスタートするCS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmart」の連続ドラマ『ザ・ブラックカンパニー』でドラマ初主演を果たす工藤阿須加 (C)ORICON NewS inc.

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 主演俳優としてやらなければいけないことは「今まで自分がやってきたことと変わらない」とスタンスを明かしつつ、それ以上に「いろんな方向に意識を広げていかないといけない。全体をもっと見ないといけない」と座長としての責任感も。「でもそこまでの余裕があるかと言われるとまだない。自分のことでいっぱいいっぱい。そこはスタッフの方々や他の共演者の方々にフォローしてもらっていますね。主演というのは組体操でいう一番上ではありますけど、みんながつくった地盤の上に立たせてもらっている」と周囲に感謝した。

 劇中ではミュージシャンを目指していたものの、バイト先が閉店してしまったことをキッカケにブラック企業に入社してしまった主人公・水野剛太を演じる。水野がフェラーリを乗り回す社長にスカウトされ正社員として就職したハンバーガーショップ『ヤンキーバーガー』は、パワハラ・長時間労働が当たり前のブラックぶり。それでも愛社精神を掲げ同期と奮闘していく姿を描く。

 深刻な社会問題をテーマにしながらも「希望が見える作品」だと紹介する。「このままじゃだめだというふつふつとした気持ち」を抱く水野の葛藤や焦燥感は「ずっと僕自身はスポーツをやってきて、どうしてうまくなれない、勝てないんだろうという気持ちが引き出しのなかにあったのでそこを水野とリンクさせて膨らませました」と自らの経験を役作りに生かした。単純ながらも熱いまっすぐな男・水野のキャラクターは体育会系出身の彼にハマっている。

 15日スタートのフジテレビ系連ドラ『海月姫』で“月9”初出演するなど活躍目覚ましいが「今年もひとつの作品に向き合って自分がどう成長していけるか常に日々考えながら歩んでいきたい」と気持ちを新たに。「今年はもっと努力していきたい。アンテナを張り巡らせて自分に消化していきたい。吸収の時期かと思うので今年は昨年以上に吸収していきたいですね」と成長を誓っている。

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