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広瀬すず、朝ドラ100作目ヒロインに「新しい風を吹かせたい」

 女優・広瀬すず(19)が2019年春から放送されるNHK連続テレビ小説第100作『なつぞら-』(作:大森寿美男)のヒロインに決定した。20日に東京・渋谷の同局で行われた発表会見で広瀬は、「100回という、すごく大きな数字というか、存在というか。ちゃんとプレッシャーを感じております」と緊張した面持ちで語った後、顔を上げて「新しい風を吹かせることができたらいいなと思います。頑張ります」と、目を輝かせた。

2019年度前期の朝ドラ『なつぞら』のヒロインに決定した広瀬すず(C)ORICON NewS inc.

2019年度前期の朝ドラ『なつぞら』のヒロインに決定した広瀬すず(C)ORICON NewS inc.

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 現在放送中の『わろてんか』、来年春からの『半分、青い。』、そして18年秋からの第99作目『まんぷく』(作:福田靖)が先週14日に発表されたばかりでヒロイン未発表の中、その先の作品とヒロインが発表されるのはNHKとしても異例のこと。

 制作統括の磯智明氏は「いつもより3〜4ヶ月、早い発表となったのは、ドラマの舞台となる北海道で来年夏から撮影に入りたいため。NHKも働き方改革で制作期間を長めにとることになった」と説明した。

本作の舞台となるのは、北海道と東京。戦争で両親を少女・奥原なつは、養父とともに北海道・十勝に移り住み、大自然と開拓精神にあふれた人たちに育まれ、たくましく成長。高校卒業後、上京して、当時、草創期を迎えていたアニメーション業界に飛び込み、みずみずしい感性を生かして活躍する生き様を描いていく。

 今回、オーディションは実施せず、広瀬をキャスティングした磯氏は「今回のヒロインは明るいだけじゃなく、ナイーブな感情表現も大切にしていきたい。広瀬さんは青春・恋愛ものから、『怒り』のような社会的にインパクトのある役まで経験していて、巧みな演技力を発揮している。彼女をもってすれば、連続テレビ小説100作目、成功できるんじゃないか。しかも、まだ若いですし、表現力やユニークさにおいて未知数なところもある。ヒロインが育っていく過程を楽しめるのも朝ドラのいいところ。広瀬さんともどもドラマを楽しんでもらえたら」と、大きな期待を寄せた。

 広瀬も「私に手を差し伸べてくださる方がいて、ちゃんとその手を握って、裏切らないように」と、受け止めた。とはいえ、昨日、知らされたばかりということで、ヒロインの重圧も、長期にわたる撮影の大変さも「まだ想像つかない」というのが本音のよう。それでも「体力には自信があります。8年間、バスケやって鍛えられたもの、この仕事をやってきて鍛えられたものがかなりあるので、そこは誰にも負けないように。そういった存在で引っ張っていくことができたら」と抱負を語っていた。

■最近の連続テレビ小説とヒロイン
2010年前期『ゲゲゲの女房』松下奈緒
2010年後期『てっぱん』瀧本美織
2011年前期『おひさま』井上真央
2011年後期『カーネーション』尾野真千子
2012年前期『梅ちゃん先生』堀北真希
2012年後期『純と愛』夏菜
2013年前期『あまちゃん』能年玲奈
2013年後期『ごちそうさん』杏
2014年前期『花子とアン』吉高由里子
2014年後期『マッサン』シャーロット・ケイト・フォックス
2015年前期『まれ』土屋太鳳
2015年後期『あさが来た』波瑠
2016年前期『とと姉ちゃん』高畑充希
2016年後期『べっぴんさん』芳根京子
2017年前期『ひよっこ』有村架純
2017年後期『わろてんか』葵わかな
2018年前期『半分、青い。』永野芽郁
2018年後期『まんぷく』

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  • 2019年度前期の朝ドラ『なつぞら』のヒロインに決定した広瀬すず(C)ORICON NewS inc.
  • 広瀬すず(C)ORICON NewS inc.
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  • 2019年度前期連続テレビ小説『なつぞら』のヒロインに決定した広瀬すず(C)ORICON NewS inc.
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