俳優の中村蒼が、1月スタートのBSジャパン・連続ドラマJ『命売ります』(毎週土曜 後9:00)に主演する。原作は、戦後の日本文学界を代表する作家の一人、三島由紀夫(1925〜70年)の同名小説((ちくま文庫)。昨年、「隠れた怪作小説発見!」と銘打って重版が進み、30〜50代を中心に26万部という異例の大ヒットを記録し、ベストセラーとなった怪作。中村は「独特な三島ワールドが映像化されることでどうなるのか楽しみです」と意欲を燃やす。
中村が演じる主人公・山田羽仁男は、広告代理店に勤め、経歴、収入など何不自由ない生活を送っていた。ところが、突然、自殺を決行。それも失敗し、「命を売る」ビジネスをスタートさせることに。次々と舞い込んでくる奇々怪々な依頼に応じる中で、「命」と向き合い、皮肉にも「生きたい」という執着が、無意識に芽生えて来る。
羽仁男の家に住みつくようになる高校生・井上薫(前田旺志郎)、羽仁男がよく行く喫茶店の常連客・宮本(田口浩正)、喫茶店のマスター・杏子(YOU)、「裏社会の男と不倫する妻と、寝てほしい」と頼んできた羽仁男の記念すべき最初の依頼者となる実業家・岸宗一郎(田中泯)ら、一癖も二癖もある登場人物たちと毎話、繰り広げられるジェットコースターのような山あり谷ありの展開。
中村は「命を売る、命を捨てる覚悟ができている男はどんな人生を送るのか。“死ぬこと”に対して前向きで、それが周りの幸せに繋がるというのは不思議な感覚ですが、どうやってストーリーが進んでいくのか楽しみですし、この作品が僕にとって転機になる予感がします」と話している。
原作者の三島由紀夫は、「潮騒」「金閣寺」「春の雪」などの代表作を世に送り出し、晩年は、ナショナリズムに傾倒し、1970年11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地でクーデターを起こして、その最中に割腹自殺を遂げた。日本の文学界、政治界において、大きな影響を及ぼした作家だ。
森田昇プロデューサーは「昨今のテレビドラマが手を出しにくい内容をストーリーとして面白く見せることは、この連続ドラマJ枠の特徴であると思います。今回は“命を売り買いする”というショッキングな内容ですが、生と死について臆せず向き合い考えながらストーリーを楽しんでいただければと考えています。また主人公・中村蒼さんのセクシーな魅力とともに毎回登場する強力なゲストにも注目ください」とコメントを寄せている。
連続ドラマJは、BSジャパンの10月改編で新設され、第1弾として浅田次郎氏原作の『プリズンホテル』がドラマ化された。
中村が演じる主人公・山田羽仁男は、広告代理店に勤め、経歴、収入など何不自由ない生活を送っていた。ところが、突然、自殺を決行。それも失敗し、「命を売る」ビジネスをスタートさせることに。次々と舞い込んでくる奇々怪々な依頼に応じる中で、「命」と向き合い、皮肉にも「生きたい」という執着が、無意識に芽生えて来る。
羽仁男の家に住みつくようになる高校生・井上薫(前田旺志郎)、羽仁男がよく行く喫茶店の常連客・宮本(田口浩正)、喫茶店のマスター・杏子(YOU)、「裏社会の男と不倫する妻と、寝てほしい」と頼んできた羽仁男の記念すべき最初の依頼者となる実業家・岸宗一郎(田中泯)ら、一癖も二癖もある登場人物たちと毎話、繰り広げられるジェットコースターのような山あり谷ありの展開。
中村は「命を売る、命を捨てる覚悟ができている男はどんな人生を送るのか。“死ぬこと”に対して前向きで、それが周りの幸せに繋がるというのは不思議な感覚ですが、どうやってストーリーが進んでいくのか楽しみですし、この作品が僕にとって転機になる予感がします」と話している。
原作者の三島由紀夫は、「潮騒」「金閣寺」「春の雪」などの代表作を世に送り出し、晩年は、ナショナリズムに傾倒し、1970年11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地でクーデターを起こして、その最中に割腹自殺を遂げた。日本の文学界、政治界において、大きな影響を及ぼした作家だ。
森田昇プロデューサーは「昨今のテレビドラマが手を出しにくい内容をストーリーとして面白く見せることは、この連続ドラマJ枠の特徴であると思います。今回は“命を売り買いする”というショッキングな内容ですが、生と死について臆せず向き合い考えながらストーリーを楽しんでいただければと考えています。また主人公・中村蒼さんのセクシーな魅力とともに毎回登場する強力なゲストにも注目ください」とコメントを寄せている。
連続ドラマJは、BSジャパンの10月改編で新設され、第1弾として浅田次郎氏原作の『プリズンホテル』がドラマ化された。
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2017/11/19