あす25日・26日の2夜連続、テレビ朝日系で放送されるドラマスペシャル『そして誰もいなくなった』(両日とも後9:00〜)。今月14日に亡くなった俳優・渡瀬恒彦さん(享年72)の遺作となってしまったのは残念で仕方ないが、渡瀬さんを筆頭に、トップクラスの人気を誇る俳優たちの共演により、見応えのある作品に仕上がっている。原作は、1939年に英国で刊行された「ミステリーの女王」アガサ・クリスティの長編推理小説。意外なことに今作が日本初の映像化である。 絶海の孤島にあるホテルに招待された客がひとり、またひとりと殺されていき、ついには全員が殺され、後日10体の死体が発見される。その10人を、仲間由紀恵、向井理、柳葉敏郎、余貴美子、國村隼、藤真利子、大地真央、橋爪功、津川雅彦、そして渡瀬さんが演じた。
2017/03/24