この3月、気鋭の若手監督が手がけた韓国映画3本が相次いで日本公開され、映画シーンをにぎわせている。カンヌ国際映画祭での受賞のほかハリウッドでも活動するパク・チャヌク監督の『お嬢さん』(公開18日間で興収3500万円)。國村隼が出演し、韓国の権威ある青龍映画賞で外国人として初受賞したことでも話題になったナ・ホンジン監督の『哭声/コクソン』(公開10日間で興収2600万円)。新鋭キム・ソンス監督が2大スター(チョン・ウソンとファン・ジョンミン)を迎えて圧倒的な人間の“悪”を描いた『アシュラ』(非公表)。それぞれ10数館ほどの公開だが、スクリーンあたりの動員数は非常に高く、話題性も伴っていることからロングランを続けそうな気配だ。◆若者向け人気漫画実写の大作ばかりが話題になる邦画シーン
2017/03/24