俳優の市村正親(67)が12日、都内で行われたミュージカル『紳士のための愛と殺人の手引き』制作発表会に出席。同作で1人8役に挑む市村は「歳とともにキツイ役が増えていく。今回は正直どうなるか自分でも見当がつきません」と苦笑しつつ、「8人の役をしっかり演じたい」と意気込んだ。
同作は、エドワード朝時代のイギリスを舞台に、伯爵継承順位8番目の男が、継承順位上位の邪魔者たちを次々と手にかけていくというストーリー。銀行家、女優など殺される8人を市村が全て1人で演じ分ける。
本場ブロードウェイで同作を鑑賞したという市村は「歌舞伎の早替りくらい早く着替えている場面もあるので、痩せちゃうかもね」と話し、「作品を観たミュージカルを志す方々が『あの役は市村しかできない』と言ってくれているのを小耳に挟んだ。そういう方たちの期待にかなうよう、8人の役をしっかり演じたい」と力を込めた。
市村演じる伯爵継承者たちを殺す役柄を演じるウエンツ瑛士は、2年前に初挑戦したミュージカルに緊張し、開幕前に市村に電話で励まされたことを回顧。「『俺もうダメだよ、降りる』って電話して、『お前やれるよ』って言われたけれど、日生劇場の前の公園で小さいゲロを吐いて本番に臨みました」と笑いを交えて明かし、「それから2年経ってまさかレジェンド市村さんと共演できるとは思っていなかった」と感慨深げ。
ウエンツとWキャストを務める柿澤勇人も、市村の隣で「劇団の大先輩でもあったし、事務所の大先輩。圧力で僕のほうが死んでしまいそう」と緊張し、共演に歓喜していた。
会見にはそのほか、シルビア・グラブ、宮澤エマ、春風ひとみらが出席。2017年4月8日より東京・日生劇場で上演。
同作は、エドワード朝時代のイギリスを舞台に、伯爵継承順位8番目の男が、継承順位上位の邪魔者たちを次々と手にかけていくというストーリー。銀行家、女優など殺される8人を市村が全て1人で演じ分ける。
本場ブロードウェイで同作を鑑賞したという市村は「歌舞伎の早替りくらい早く着替えている場面もあるので、痩せちゃうかもね」と話し、「作品を観たミュージカルを志す方々が『あの役は市村しかできない』と言ってくれているのを小耳に挟んだ。そういう方たちの期待にかなうよう、8人の役をしっかり演じたい」と力を込めた。
市村演じる伯爵継承者たちを殺す役柄を演じるウエンツ瑛士は、2年前に初挑戦したミュージカルに緊張し、開幕前に市村に電話で励まされたことを回顧。「『俺もうダメだよ、降りる』って電話して、『お前やれるよ』って言われたけれど、日生劇場の前の公園で小さいゲロを吐いて本番に臨みました」と笑いを交えて明かし、「それから2年経ってまさかレジェンド市村さんと共演できるとは思っていなかった」と感慨深げ。
ウエンツとWキャストを務める柿澤勇人も、市村の隣で「劇団の大先輩でもあったし、事務所の大先輩。圧力で僕のほうが死んでしまいそう」と緊張し、共演に歓喜していた。
会見にはそのほか、シルビア・グラブ、宮澤エマ、春風ひとみらが出席。2017年4月8日より東京・日生劇場で上演。

2016/12/12