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有村架純、来春の朝ドラヒロイン 『あまちゃん』とは「180度違う心境」

 女優の有村架純が29日、来春から放送されるNHK連続テレビ小説『ひよっこ』(月〜土 前8:00 総合ほか)のヒロインに抜てきされた。連続テレビ小説への出演は、2013年の『あまちゃん』以来、2作目。東京・渋谷の同局で行われた発表会見に脚本を担当する岡田惠和氏と登壇し、「3年前、『あまちゃん』会見に出席した時とは180度違う」と緊張の面持ちで「新しい風を吹かせていけたら」と意気込みを語った。脚本の岡田氏は『ちゅらさん』『おひさま』に続いて3作目となる。

NHK来春朝ドラ『ひよっこ』のヒロインに決定した有村架純 (C)ORICON NewS inc.

NHK来春朝ドラ『ひよっこ』のヒロインに決定した有村架純 (C)ORICON NewS inc.

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 『ひよっこ』は実在した人物モデルのいないオリジナルの物語。東京オリンピックが開催された1964年から始まる。高度成長期の真っただ中、茨城から集団就職で上京した“金の卵”のようなヒロインが、自らの殻を破って成長していく波乱万丈の青春記。

 「ちょうど(今年1月クールの)月9が終わった後」にオファーを聞いた有村は「その時は正直びっくりして、しばらく言葉が出なかった」といい、「『あまちゃん』の時もヒロインのオーディションを受けて役をいただいて、(朝ドラに対する)憧れというものは持っていました」と秘めた思いを告白。同局の制作陣からは「NHKの顔になっていただきます」とはっぱをかけられているといい、「いい意味でのプレッシャーと緊張感」を覚えながらも「あのとき(『あまちゃん』)とは遥かに違うところに自分はいることになるんだなぁ」と、噛みしめるように話した。

 その『あまちゃん』(2013年)以降、高視聴率が続いている連続テレビ小説。「いま、とてもいい走りのリレーが行われていると思うんですが、きちんとバトンを受け取って、バトン落としちゃったり、弱い力で握っていて飛んじゃったりしないように、なんとかついていきたい」と控えめに意気込みを語りながらも、笑顔を見せていた。

 脚本家の岡田氏は、有村がデビューした当時から面識があり、「企画の段階から有村さんでやりたいんですけど大丈夫ですかね、と訴え続けてきた。それが実って、発表の日を迎えられて幸せです」。連続テレビ小説3作目ということで、「どれだけ朝ドラが好きなんだ。でも、本当に好きなんです」と自ら突っ込みながら、1月期にフジテレビ系で放送されていた有村主演の“月9”ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』を引き合いに「“月9”は名作だった。有村さん、代表作を作ったなと思ってちょっとだけ悔しかった。『ひよっこ』で有村架純の代表作を更新したい」と意気込んだ。

 「のびのびと楽しく演じられたら」という有村に、「遠慮なく、のびのびと書かせていただきます」と応じた岡田氏。「有村さんにヒロインをやっていただくにあたり、子役時代は想定していません。ファーストシーンから最終回のラストシーンまで頑張っていただきたい」と期待を寄せていた。

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  • NHK来春朝ドラ『ひよっこ』のヒロインに決定した有村架純 (C)ORICON NewS inc.
  • 脚本を担当する岡田惠和氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 有村架純 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK来春朝ドラ『ひよっこ』のヒロインに決定した有村架純 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK来春朝ドラ『ひよっこ』のヒロインに決定した有村架純 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK来春朝ドラ『ひよっこ』の制作発表会見に出席した(左から)有村架純、岡田惠和氏 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK来春朝ドラ『ひよっこ』の制作発表会見に出席した(左から)有村架純、岡田惠和氏 (C)ORICON NewS inc.

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