狂言師の野村萬斎が主演する映画『花戦さ』(2017年公開)の劇中写真が26日、解禁され、池坊専好という花僧を演じる萬斎の丸刈り姿がお披露目された。新鮮な姿を見せ「去年の初めから短い状態が続いていましたが、今はまるで高校球児のようですね」とコメントを寄せている。
同作は、鬼塚忠氏の小説『花いくさ』(角川文庫刊)を篠原哲雄監督が映画化。初代・池坊専好という花の名手と千利休の友情、そして、戦国時代において京都の町衆である六角堂にいる花僧が、彼らの代表者として、時の権力者である豊臣秀吉の乱心に、刃ではなく、花をもってあだ討ちする物語。
専好と対立する秀吉を市川猿之助、専好と深い友情と信頼を築き、共に美を追い求めた茶人・千利休を佐藤浩市、織田信長を中井貴一、前田利家を佐々木蔵之介が演じる。
新たな出演者として、ヒロインの天才絵師“れん”を森川葵が演じると発表された。NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』、TBS系連続ドラマ『天皇の料理番』で知られ、本作の脚本を担当した森下佳子氏の強い推薦により抜てきされ、重要な役割を担う。
映画オリジナルキャラクターのれんは、ある出来事から人に対して心を閉ざしていたが、専好に助けられ、少しずつ変化していくという役どころ。劇中で描く画は、作品が大英博物館に所蔵展示される世界的アーティスト・小松美羽氏が担当する。
集中して撮影に臨めたという森川は「大先輩方に囲まれて、とても不安ではありましたが、実際現場にきたら楽しく毎日撮影することができました」と満足げ。「萬斎さんの演技を見て、時代劇でも、もっと自由に色んなことにチャレンジしてみていいんだ、堅苦しくなり過ぎなくていいんだ、ということを学びました」と感謝を込めている。
萬斎は「専好さんは花に魅入られた天才的な人で、とらえどころのない天真爛漫さは上手く表現できたと思います」と手応えをにじませ、初共演の森川については「普段は、ハキハキしてますが、カメラの前では何とも言えない不思議な色気や一種のカリスマ性を感じました。役柄としても、花と絵、それぞれのアーティストとして触発・尊重しあえる同志的な関係を演じられたと思います」と語っている。
同作は、鬼塚忠氏の小説『花いくさ』(角川文庫刊)を篠原哲雄監督が映画化。初代・池坊専好という花の名手と千利休の友情、そして、戦国時代において京都の町衆である六角堂にいる花僧が、彼らの代表者として、時の権力者である豊臣秀吉の乱心に、刃ではなく、花をもってあだ討ちする物語。
専好と対立する秀吉を市川猿之助、専好と深い友情と信頼を築き、共に美を追い求めた茶人・千利休を佐藤浩市、織田信長を中井貴一、前田利家を佐々木蔵之介が演じる。
新たな出演者として、ヒロインの天才絵師“れん”を森川葵が演じると発表された。NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』、TBS系連続ドラマ『天皇の料理番』で知られ、本作の脚本を担当した森下佳子氏の強い推薦により抜てきされ、重要な役割を担う。
映画オリジナルキャラクターのれんは、ある出来事から人に対して心を閉ざしていたが、専好に助けられ、少しずつ変化していくという役どころ。劇中で描く画は、作品が大英博物館に所蔵展示される世界的アーティスト・小松美羽氏が担当する。
集中して撮影に臨めたという森川は「大先輩方に囲まれて、とても不安ではありましたが、実際現場にきたら楽しく毎日撮影することができました」と満足げ。「萬斎さんの演技を見て、時代劇でも、もっと自由に色んなことにチャレンジしてみていいんだ、堅苦しくなり過ぎなくていいんだ、ということを学びました」と感謝を込めている。
萬斎は「専好さんは花に魅入られた天才的な人で、とらえどころのない天真爛漫さは上手く表現できたと思います」と手応えをにじませ、初共演の森川については「普段は、ハキハキしてますが、カメラの前では何とも言えない不思議な色気や一種のカリスマ性を感じました。役柄としても、花と絵、それぞれのアーティストとして触発・尊重しあえる同志的な関係を演じられたと思います」と語っている。
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2016/06/27