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シガニー・ウィーバー、本人役で『ニモ』続編に登場

 『エイリアン』シリーズで知られる女優のシガニー・ウィーバーが、ディズニー/ピクサーの長編アニメーション『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)に本人役で登場していることが10日、わかった。ナンヨウハギのドリーが迷い込んだ水族館が併設されたリハビリセンターのアナウンスを務めるようで、「シガニー・ウィーバーです」という自己紹介もしている。

『ファインディング・ドリー』に登場する水族館。このアナウンスの声をシガニー・ウィーバーが務めている (C) 2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

『ファインディング・ドリー』に登場する水族館。このアナウンスの声をシガニー・ウィーバーが務めている (C) 2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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 本作は、『第76回アカデミー賞』で長編アニメーション賞を受賞し、興行収入110億円を記録する大ヒットを記録したディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ニモ』(2003)の続編。忘れんぼうなドリーの“家族の思い出”を探すため、ドリー、ニモ、マーリンに加え、タコなのに7本足の新キャラクター・ハンクや、ジンベエザメのデスティニーたちが、人間の世界に飛びだし、ドリーの家族の秘密を巡る冒険ファンタジー。

 ウィーバーは、海の世界を飛びだしたドリーが迷い込んだ人間の世界“海洋生物研究所”のアナウンスの声を務め、ドリーの過去を巡る“秘密のカギ”を握っているという。

 ウィーバーがピクサー作品に出演するのは、本作が2度目。前回は本作と同じアンドリュー・スタントン監督作の『ウォーリー』で声優を務め、29世紀の人間たちが暮らす宇宙船のコンピューターを演じた。そのときは声に特殊な加工が施されていたため、ピクサー作品でシガニーの声をしっかりと聞き取れるのは本作が初となる。

 自己紹介のほか、研究所を案内する数々のせりふが登場し、このアナウンスがドリーの家族探しの“重要な役割”を果たす。

 忘れんぼうのドリーが一体どこから来て何者なのか、魚なのにどうして人間の言葉を読めるのか。前作でその理由は明かされていなかったが、プロデューサーのリンジー・コリンズ氏は「前作ではその説明の必要はなかったの。でもその部分をあえて本作で利用したのよ」と意味深なコメント。

 さらに「ドリーの能力に説明がつくとすれば、ドリーは昔、看板とか指示書とかが周りにある環境にいたの。『こちらがラッコです』というようなアナウンスを聞いていて、そういう環境から知識を得たのよ」と、過去の秘密を少し語っている。ドリーの過去は? 家族は? その謎は本作で明かされるかもしれない。

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