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ピクサーのアイデアが生まれる秘密とは? “もしもの世界”を描いた特別映像解禁

 弱虫でひとりぼっちの恐竜アーロと怖いもの知らずの少年スポットの友情と絆を描いたディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』(公開中)。本作を始め、過去の名作『トイ・ストーリー』から続く“もしもの世界”を描いた特別映像が17日、解禁された。

ディズニー/ピクサー作品の“もしもの世界”を描いた特別映像が公開 (C) 2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ディズニー/ピクサー作品の“もしもの世界”を描いた特別映像が公開 (C) 2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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 『アーロと少年』の舞台は“もしも、隕石が衝突していなかったら…恐竜が言葉と文明を持ち、まだ言葉を持たない人間が一緒の世界にいたかもしれない”という想像の世界。誰も見たことのない世界ながら、恐竜アーロと少年スポットとの間に生まれた初めての友情が描かれている。

 ピクサーならではのアイデアは、どこから生まれてくるのだろうか。本作のピーター・ソーン監督は、「良いアイデアはどこからでも生まれてくる」と明かし、「僕だけではなくてピクサーの全ての監督たちは“良いアイデアはどんな立場の人でもどこからでも生まれてくる”と思っているんだ。ピクサーのそういう考え方をとても尊敬しているよ。どんな立場の人であっても良いアイデアがあれば映画に取り入れるんだ」と語っている。

 監督やプロデューサーではなくても、良いアイデアがあればその意見を素直に取り込む。そんなピクサーの風土があるからこそ、人々の想像を超えた斬新な設定でありながら、同時に多くの人々の共感を生む素晴らしい映画が完成するのだ。

 『トイ・ストーリー』では「もしも、オモチャが動き出したら…」、『モンスターズ・インク』では「もしも、人間を怖がらせるモンスターの世界があったら…」、『ファインディング・ニモ』では、「もしも、一匹の魚が息子を探す大冒険へ出発したら…」と、ディズニー/ピクサーは想像を超えた“もしも”の世界を描いてきた。これらに共通することは、誰もがかつて経験したことや、感じたことがある大切な気持ちを思い出させてくれること。子どもの頃に感じたかけがえのない気持ちが、映画を通して鮮やかに思い起こされるからこそ、ディズニー/ピクサー作品は大人にも感動を与えてくれる。

 今回解禁された映像は、ディズニー/ピクサー映画の世界へ入り込む体験型企画『「もしも」から始まる、冒険の世界 ピクサー アドベンチャー』のためにピクサー公認で制作された特別映像のショートバージョン。フルバージョンの特別映像は、3月25日〜5月15日まで名古屋・テレピアホールで開催される同企画展で観ることができる。

■特別映像
https://www.youtube.com/watch?v=mu4CL6zwHtc&feature=youtu.be

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