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岡田准一、阿部寛を「先生」呼び 過酷エベレストロケ振り返る

 人気グループ・V6のメンバーで俳優の岡田准一(35)、阿部寛(51)が14日、都内で行われた映画『エヴェレスト 神々の山嶺』(来年3月12日公開)の完成報告会見に出席。夢枕獏氏による世界的ベストセラー『神々の山嶺』を映画化した同作は、世界最高峰の地・ネパールのエベレストに実際に登り日本映画初となる標高5200メートル級での撮影を敢行。岡田は「空気が半分という経験はしたことがなかったので、本当に苦しい中、みんなで支えあって登りました」と過酷な現場を振り返った。

岡田准一が撮影中「先生」と呼んでいた阿部寛 (C)ORICON NewS inc.

岡田准一が撮影中「先生」と呼んでいた阿部寛 (C)ORICON NewS inc.

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 撮影中のエピソードとして岡田は「最後まで高山病にならずに下山するため健康のために阿部さんに鼻うがいを習ったんですが、うまくできなくて死にそうになった。余計に苦しくなった」と回顧。阿部が「僕は完璧にできるので岡田くんは僕を『先生』と呼んでいた」と話すと、岡田は「おかげで乗り切れました。阿部さんは“鼻うがいマスター”なので『先生教えて下さい』って毎日習っていた」と楽しげに紹介した。

 同作は山岳カメラマンの深町(岡田)がカトマンドゥで見つけたエベレスト史上最大の謎を解く可能性を秘めた古いカメラをきっかけに孤高の天才クライマー・羽生(阿部)と出会う。これまで誰も成し得なかった過酷な登攀(とうはん)に臨む羽生と、その挑戦を見届けようと彼を追う深町は命を危険にさらしながら、“世界最高峰”の頂きを目指すというストーリー。

 実際に、登山とカメラが趣味の岡田と、登山経験がなかったため、撮影に備えてトレーニングを積んだという阿部。阿部は「屈強な岡田くんを超える天才クライマー役は結構つらかった」と本音を明かす一方で、岡田は「孤高に役作りをされてて、山男に変わっていく姿を見て、やっぱりすごいなと思っていました。勉強させてもらった」と尊敬のまなざし。阿部は「彼(岡田)はカメラマンの役作りで僕をストーカーのように追いかけてトイレにまでついてきた。すごいことですよ」と苦笑しながらも讃えていた。

 会見にはこのほか尾野真千子(34)、平山秀幸監督(65)も登壇した。

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  • 岡田准一が撮影中「先生」と呼んでいた阿部寛 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『エヴェレスト 神々の山嶺』完成報告会見に出席した尾野真千子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『エヴェレスト 神々の山嶺』完成報告会見に出席した尾野真千子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『エヴェレスト 神々の山嶺』完成報告会見に出席した平山秀幸監督 (C)ORICON NewS inc.

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