俳優の福士蒼汰が、『週刊ヤングマガジン』(講談社)に連載された渡辺潤氏の漫画原作、フジテレビ系スペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚(きたん)』(来年放送)に主演することが6日、明らかになった。福士は「今回の作品では、僕自身の新しい一面を見ていただけると思います」と意気込んでいる。
1968年12月10日、東京都府中市で発生した20世紀最大の未解決事件「三億円事件」を題材にしながら、現代を生きる若者が半世紀近く前に起きた未解決事件に巻き込まれていくという斬新でスケールの大きな物語。福士は主人公の鳴海大和を演じる。
長崎で暮らす大和は、高校3年生の時、通学路の途中で出会った瀕死の老人から「お前の父親は、三億円事件の犯人だ。誰も信用するな」と告げられる。その直後、父親は遠く離れた東京の海で水死体として発見された。時は流れ、25歳になった大和は、父の形見の剣道着から三億円事件で奪われた紙幣のナンバーと一致する旧・五百円札を見つける一方、やってもいない殺人の容疑者として警察から追われる羽目に。長崎から福岡、さらには東京へと逃亡しながら、父親の謎の死や三億円事件の真相を追い、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合った、大きな事件の渦に飲み込まれていく。
主要人物が生まれ育った場所として原作に描かれる長崎県の軍艦島(端島)では、今年7月に世界文化遺産に登録後初となるロケを実施。現代パートと三億円事件発生当時を描いたパートを交錯させながら物語を進めていくため、昭和の風景を求めて、茨城県高萩市、福島県富岡町、群馬県高崎市、佐賀県佐賀市など、広範囲かつ大規模な撮影も敢行する。
脚本を担当するのは、映画『39 刑法第三十九条』(99年)や映画『悼む人』(2015年)などを手がけた大森寿美男氏。コミックス全19巻に及ぶストーリーを凝縮し、本格社会派エンターテインメントドラマに仕立てた。
福士は「脚本や出演者、軍艦島ロケなど、それぞれ味の詰まった果実がたくさん連なった“ブドウ”のような作品です。一粒だけに甘みが詰まっているのではなく、作品を構成する、どの要素をとってみても、濃い味がすると思います」と作品の魅力を強調し、「三億円事件を知らない方々にもエンターテインメント作品としてご覧いただける内容になっていますし、三億円事件を知っている世代の方々には、細かいディテールまで深く考えていただける重厚感のある作品になっています」とアピールしている。
1968年12月10日、東京都府中市で発生した20世紀最大の未解決事件「三億円事件」を題材にしながら、現代を生きる若者が半世紀近く前に起きた未解決事件に巻き込まれていくという斬新でスケールの大きな物語。福士は主人公の鳴海大和を演じる。
長崎で暮らす大和は、高校3年生の時、通学路の途中で出会った瀕死の老人から「お前の父親は、三億円事件の犯人だ。誰も信用するな」と告げられる。その直後、父親は遠く離れた東京の海で水死体として発見された。時は流れ、25歳になった大和は、父の形見の剣道着から三億円事件で奪われた紙幣のナンバーと一致する旧・五百円札を見つける一方、やってもいない殺人の容疑者として警察から追われる羽目に。長崎から福岡、さらには東京へと逃亡しながら、父親の謎の死や三億円事件の真相を追い、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合った、大きな事件の渦に飲み込まれていく。
主要人物が生まれ育った場所として原作に描かれる長崎県の軍艦島(端島)では、今年7月に世界文化遺産に登録後初となるロケを実施。現代パートと三億円事件発生当時を描いたパートを交錯させながら物語を進めていくため、昭和の風景を求めて、茨城県高萩市、福島県富岡町、群馬県高崎市、佐賀県佐賀市など、広範囲かつ大規模な撮影も敢行する。
脚本を担当するのは、映画『39 刑法第三十九条』(99年)や映画『悼む人』(2015年)などを手がけた大森寿美男氏。コミックス全19巻に及ぶストーリーを凝縮し、本格社会派エンターテインメントドラマに仕立てた。
福士は「脚本や出演者、軍艦島ロケなど、それぞれ味の詰まった果実がたくさん連なった“ブドウ”のような作品です。一粒だけに甘みが詰まっているのではなく、作品を構成する、どの要素をとってみても、濃い味がすると思います」と作品の魅力を強調し、「三億円事件を知らない方々にもエンターテインメント作品としてご覧いただける内容になっていますし、三億円事件を知っている世代の方々には、細かいディテールまで深く考えていただける重厚感のある作品になっています」とアピールしている。
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2015/11/06