俳優の水谷豊が16日、都内で行われた主演映画『王妃の館』(25日公開)完成披露試写会に出席。『鉄道員(ぽっぽや)』や『壬生義士伝』など名作を数多く生み出してきた小説家・浅田次郎氏の原作小説を実写化した同作で、初めての浅田作品に参加する水谷は「願いがかないました」と感激した。 水谷は「この作品で二つの願いがかないました。一つは小さい頃からチャップリンが好きで、ただのコメディーとはいえないコメディーができたらと思っていた」と胸を張り、「もう一つは、浅田次郎さん作品。プロデューサー、監督、キャストもやりたい方が多い。『ラブ・レター』をやりたかったけど中井貴一さんがやってた。気が付くと誰かがやっていて…」と、念願かなっての出演となったことを明かした。
2015/04/16