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仲間由紀恵、堤幸彦作品に出演 起用理由は「圧倒的な存在感」

 女優の仲間由紀恵が、東野圭吾氏の小説を実写化した映画『天空の蜂』(2015年秋公開)に出演することが22日、わかった。監督を務める堤幸彦氏の作品に参加するのは、人気シリーズ『トリック』以来とあって「シリーズが完結して少し寂しく思っていたところ、また堤監督とお仕事をご一緒することができて大変うれしかったです」と喜んでいる。

仲間由紀恵(左上)らが映画『天空の蜂』に出演 (C)2015「天空の蜂」製作委員会

仲間由紀恵(左上)らが映画『天空の蜂』に出演 (C)2015「天空の蜂」製作委員会

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 同作は、最新鋭にして日本最大の超巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという史上最悪の原発テロと、この究極の危機に立ち向かう人々のタイムリミットまでの8時間を描いたドラマ。ヘリ設計士・湯原役を江口洋介、原発設計士・三島役を本木雅弘が演じると発表されていた。

 仲間が演じるのは、三島の恋人で事件解決の鍵を握る赤嶺役。主要キャラクターのほとんどが男性となる物語の中で、限定された登場シーンで圧倒的な存在感を発揮する女優として、堤監督と15年以上仕事を続けている仲間が起用された。

 『トリック』とはテイストの違う作品に、仲間は「スケールの大きな社会派の作品だったので、堤組とはいえまったく雰囲気も違い、初共演の方が多かったこともあり、改めて新鮮な気持ちで作品に取り組めました」と振り返り、「私の役は、過去に心に傷を背負った役だったので、原作を元に1シーン1シーン役作りはもちろんのこと、髪型や服装・メイクまで監督と話し合いながら撮影しました」と話している。

 そのほか、巨大ヘリ「ビッグB」を奪う謎の男を綾野剛、犯人を追う地元刑事を柄本明、事件現場を統括する発電所所長を國村隼が演じる。さらに、竹中直人、石橋蓮司、佐藤二朗、光石研、落合モトキ、やべきょうすけらの出演が発表され、原作には登場しないオリジナルのシーンとして、2011年3月、東日本大震災後の日本で救助活動に赴く自衛隊員を向井理が演じる。

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