主役以外は台本があり、主役はアドリブで物語を勧める新ジャンルムービー第2弾『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』。同人気企画をバラエティ番組から劇場版まで牽引してきた主演の劇団ひとりが、今作で犯したこれまでにはなかった“痛恨のミス”と、本人としては「観るのがつらい」という同作への本音を明かした。
『キス我慢選手権』は、テレビ東京の深夜バラエティ番組『ゴッドタン』の人気企画。あるシチュエーションに放り込まれた芸人たちが、セクシーアイドルたちからの誘惑に抗い、アドリブで対応しながらキスを1時間我慢できればミッションクリアとなる。挑戦者の“忍耐力”と“アドリブ力”が試されるこの企画で、その才能を開花させたのが劇団ひとり。名台詞を連発するひとりのキス我慢選手権は次第にスケールアップし、24時間キスを我慢する壮大なストーリーの劇場版へと結実した。その第2弾では……。
――今回のクライマックスシーンは……(笑)。
【ひとり】 あれは……今までは本当に一度もなかった、最大のミスです。まさか映画のなかであんなミスを犯してしまうとは。一番やっちゃいけないミスでしたよ。
――いちばん笑えました。
【ひとり】 でもそこで終わらなかったのが、僕も一番ビックリしました。
――(笑)そこからのラストの対決は緊迫感ありましたね。
【ひとり】 僕が発したセリフに相手は……。“目を剥く”とはまさにこのことだと思いましたよ。ゾッとしましたね。……しばらくはお会いできないです。
――(笑)!
【ひとり】 おそらく相手の俳優さんは(僕との共演に)NGを出していると思います。昔『キス我慢選手権』のなかで、赤か黄色の爆弾のコードを切るときに、黄色を切らないといけなかったのに間違えて赤を切っちゃったんですよ。ミスとしてはあれ以来ですかね。あのときはどうにかカバーしたんですけれど、今回は……。カバーしきれないくらいの大きなミスをしてしまいました。
――いやいや、あれで感動が増しました。
【ひとり】 (笑)
――作品はご覧になりましたか?
【ひとり】 まだ観ていないです。自分が追い込まれている姿を観るのはつらいというのもありますね。キス我慢はそれを楽しむものではあるのだけれど、当の本人としては実はなかなかつらくて。3日くらい休みがあるときとか、いくら酒を飲んでもいいときとか、気持ちに余裕がないとなかなか観られないですね。
――『キス我慢選手権 THE MOVIE』は、シリーズ化されていくんでしょうか?
【ひとり】 そうなるとおもしろいなとは思いますね。僕は『キス我慢選手権』が好きなので主演でやっていきたいと思っていますけれど、客観的に考えるとほかの方が主演のを観たい気持ちもあるんですよ。とくにお芝居を生業としている人にやってもらいたいな。『キス我慢選手権』を一番楽しめるのは、観ている人、作っている人ではなく、主演だと僕は思っているので。ぜひほかの方のを観てみたい。第一希望は、西田敏行さん。絶対におもしろいし絶対に泣けると思うなぁ。
(文:三沢千晶)
◆劇団ひとりインタビュー『僕は信頼してもらえているのかな?』
『キス我慢選手権』は、テレビ東京の深夜バラエティ番組『ゴッドタン』の人気企画。あるシチュエーションに放り込まれた芸人たちが、セクシーアイドルたちからの誘惑に抗い、アドリブで対応しながらキスを1時間我慢できればミッションクリアとなる。挑戦者の“忍耐力”と“アドリブ力”が試されるこの企画で、その才能を開花させたのが劇団ひとり。名台詞を連発するひとりのキス我慢選手権は次第にスケールアップし、24時間キスを我慢する壮大なストーリーの劇場版へと結実した。その第2弾では……。
【ひとり】 あれは……今までは本当に一度もなかった、最大のミスです。まさか映画のなかであんなミスを犯してしまうとは。一番やっちゃいけないミスでしたよ。
――いちばん笑えました。
【ひとり】 でもそこで終わらなかったのが、僕も一番ビックリしました。
――(笑)そこからのラストの対決は緊迫感ありましたね。
【ひとり】 僕が発したセリフに相手は……。“目を剥く”とはまさにこのことだと思いましたよ。ゾッとしましたね。……しばらくはお会いできないです。
――(笑)!
【ひとり】 おそらく相手の俳優さんは(僕との共演に)NGを出していると思います。昔『キス我慢選手権』のなかで、赤か黄色の爆弾のコードを切るときに、黄色を切らないといけなかったのに間違えて赤を切っちゃったんですよ。ミスとしてはあれ以来ですかね。あのときはどうにかカバーしたんですけれど、今回は……。カバーしきれないくらいの大きなミスをしてしまいました。
――いやいや、あれで感動が増しました。
【ひとり】 (笑)
――作品はご覧になりましたか?
【ひとり】 まだ観ていないです。自分が追い込まれている姿を観るのはつらいというのもありますね。キス我慢はそれを楽しむものではあるのだけれど、当の本人としては実はなかなかつらくて。3日くらい休みがあるときとか、いくら酒を飲んでもいいときとか、気持ちに余裕がないとなかなか観られないですね。
――『キス我慢選手権 THE MOVIE』は、シリーズ化されていくんでしょうか?
【ひとり】 そうなるとおもしろいなとは思いますね。僕は『キス我慢選手権』が好きなので主演でやっていきたいと思っていますけれど、客観的に考えるとほかの方が主演のを観たい気持ちもあるんですよ。とくにお芝居を生業としている人にやってもらいたいな。『キス我慢選手権』を一番楽しめるのは、観ている人、作っている人ではなく、主演だと僕は思っているので。ぜひほかの方のを観てみたい。第一希望は、西田敏行さん。絶対におもしろいし絶対に泣けると思うなぁ。
(文:三沢千晶)
◆劇団ひとりインタビュー『僕は信頼してもらえているのかな?』
2014/10/19