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【軍師官兵衛】ピエール瀧、最後の見せ場 娘役・高畑充希を案じる

 人気テクノユニット・電気グルーヴを結成して25周年。音楽活動を続けながら最近は、俳優や声優の仕事でも注目を浴びるピエール瀧。昨年、大ヒットしたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』では寿司屋の板前、ディズニー映画『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版では雪だるまのオラフの声を担当し、大河ドラマ『軍師官兵衛』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)では、羽柴秀吉の腹心の部下として知られる蜂須賀小六を演じている。

大河ドラマ『軍師官兵衛』に蜂須賀小六役で出演するピエール瀧(C)NHK

大河ドラマ『軍師官兵衛』に蜂須賀小六役で出演するピエール瀧(C)NHK

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 「ご活躍ですね」と言葉をかけると、ピエールは「平たく言うと節操がない感じ?(笑)」と自嘲気味に返しながらも、「こいつだったら面白いものができるかもしれないと期待して呼んでくれていると思うので、それに応えたいし、いろんな現場を味わえる楽しさを感じています」と感謝の気持ちも表す。

 近年の大河を見ると、『秀吉』(1996年)で大仁田厚、『功名が辻』(2006年)で高山善廣が小六役を演じてきた。「プロレスラーに続いて、僕ということになっていますけど。小六は尾張・美濃の河川水運を牛耳る野武士集団・川並衆を率いていたと言われているので、叩き上げの傭兵部隊の長みたいな感じが出るように演じました」。

 秀吉にその才を買われ、武功を挙げて城持ち大名へとのし上がっていった小六。黒田官兵衛と共同で調略を行うことも多く、娘の糸は官兵衛の嫡男・長政の最初の妻となる。糸役を演じる高畑充希に対して「ピエール瀧の娘だ!とからかわれるようなことがあったら申し訳ないなぁ。充希ちゃんのキャリアに傷がつかないかなぁ」と“余計な心配”をしているところにも人柄がうかがえた。

 24日放送の第34回「九州出陣」は、秀吉(竹中直人)は大友宗麟(上條恒彦)の願いを受けて九州攻めを宣言し、官兵衛(岡田准一)が先ぽうとして西に向かう。毛利勢を加え九州に乗り込もうとするが、小早川隆景(鶴見辰吾)はなぜか腰が重い。隆景の兄・吉川元春(吉見一豊)が長年の宿敵、秀吉に臣従することを快く思わず、出兵を拒んでいたのだ。そこで官兵衛は元春を動かすため、勝負に出る。

関連写真

  • 大河ドラマ『軍師官兵衛』に蜂須賀小六役で出演するピエール瀧(C)NHK
  • 蜂須賀小六は秀吉の近臣として数々の合戦で活躍し、天下取りにも大いに貢献したことで知られる(C)NHK
  • 8月24日放送、第34回「九州出陣」より 病床の小六(左・ピエール瀧)を見舞う糸(右・高畑充希)(C)NHK

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