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Hey!Say!JUMP知念侑李、必殺仕事人デビュー「先輩の背中を見て成長したい」

 人気アイドルグループ・Hey!Say!JUMP知念侑李(20)が、ABC・テレビ朝日系スペシャルドラマ『必殺仕事人2014』(7月放送)に初出演することが20日、わかった。ジャニーズ事務所の先輩、東山紀之(47)、松岡昌宏(37)が継承してきた時代劇の名シリーズに仲間入り。「先輩の背中を見ながら成長していければ」と意気込みも十分に臨んだ。知念は「見た目的に(幼く見える)こんな僕が(仕事人として)“人を殺す”ところ」をあえて見どころとして挙げ、「命の大事さを改めて思いました」と成長を感じさせた。

 知念が演じるのは、寺の住職に育てられた、捨て子の小坊主・隆生(りゅうせい)役。無欲で、寺の務めにも実直に取り組む好ましい若者だったが、ある出来事をきっかけに仏の道を捨て、渡辺小五郎(東山)、涼次(松岡)、お菊(和久井映見)ら仕事人たちと出会い、闇の仕事人として覚醒していく。

 「自分が思っている以上に表情を鋭くしないといけないということが今回分かりました。先輩お二人は、表情や目の迫力がすごくて勉強になりました」と知念。ベビーフェイスの彼が、「人を斬ることによって、業を一生背負っていかなければならない仕事人の生き方を学んだ」というストーリーの中で、仕事人へとかわりゆく様、やり切れない思いをどう演じるのか、注目される。

 主演の東山も「知念が、どういう感性で(仕事人を)演じているのか楽しみ。いい形で『必殺仕事人』の世界を継承していってくれればいいな」と期待を込める。実は、東山と知念の母親が同い年らしく「僕が初めて時代劇をやったのが19歳で、今、知念は20歳。世代を超えて一緒にできるというのはドラマ的に面白いことだと思います」と歓迎した。

 松岡も「(同じ事務所の)先輩と後輩に囲まれている面倒くさい環境。先輩には届かないし、後輩は追いかけて来るし。そういう中で戦っているのが、いい勉強になっているんじゃないでしょうか。知らない間に、自分が磨かれていると感じます」と気合いが入る。

 故・藤田まことさんらの出演で一世を風靡した“必殺シリーズ”が、東山、松岡ら新キャストを迎えて2007年7月に『必殺仕事人2007』として復活して以来、09年に2クールの連続ドラマ、10年、12年、13年にスペシャルドラマが放送された同シリーズ。最新作では、09年以来5年ぶりに登場する新仕事人・リュウ(知念)が新風を吹き込むほか、モデル・女優の佐々木希が、隆生の許嫁(いいなづけ)・おつう役で出演し、姉さん女房になることを夢見て、けなげに生きる心優しい娘を演じる。さらに、12年のSPで高橋英樹が演じた謎の男・安倍川の仙吉も再び江戸に姿を現す。

 小五郎の姑・こう(野際陽子)、小五郎の妻・ふく(中越典子)、小五郎の同僚・結城新之助(田口浩正)、小五郎の上司にあたる与力・増村倫太郎(生瀬勝久)らお馴染みのキャラクターが登場。敵役として御側御用人の中之島頼政役に中村梅雀、若き老中の加門橋ノ介役に岡田義徳が出演する。

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