俳優の渡辺いっけいが10日、東京・渋谷のNHK放送センターで徳島発地域ドラマ『狸(たぬき)な家族』(26日放送 後10:00 BSプレミアム)の試写会に出席した。山々に囲まれ、タヌキが人を化かしたり、時には助けたりする伝承がたくさん残る山里、徳島県三好市山城町を舞台に描くホームドラマ。主演の渡辺は「化かすという意味で役者は“タヌキ”。楽しいタヌキたちが集まってちょっと作りました的な面白さ、地方で作った良さが出ていると思います」と見どころを語った。
今作でドラマの演出に初挑戦したNHK徳島放送局の村橋直樹ディレクターは、作品について「大切な預かり物を夜道で紛失してしまうなど、本来は許しがたいことを『タヌキに化かされたんだろう』とみんなで考えることで共同体が円滑に保たれる“許しの知恵”がテーマ」と説明。「役者になる」と妻子を置いて家を飛び出し、音沙汰のなかった主人公・新作(渡辺)が、15年ぶりにテレビの撮影隊を引き連れて帰ってくることから始まる騒動と、身勝手な主人公を家族がどのように許し、新しい絆を築くまでをユーモラスに描く。
約1週間におよぶ現地でのオールロケ撮影を「楽しい以上の経験になりました」と充実した表情で振り返った渡辺だが、「田舎が嫌で飛び出して…という部分が自分と一緒。重なり過ぎて痛かった」と苦笑いも。「我が身に突きつけられるような脚本でした。自分じゃない何者かになれる役のほうが楽しい。自分と重なる部分が多かった今回は、芝居じゃなくなる気がしてしんどかった。でも、誠心誠意やらせていただきました」と実感を込めた。
試写会には新作の妻・初子役の坂井真紀、母・菊子役の冨士眞奈美、娘・真美役の清水くるみ、居候の正太郎役の荒川良々も出席。清水は「徳島のとても素敵な町で撮影できて、それがドラマにも生かされていると出来上がりを観て思いました。オフの日に良々さんと川下りをしたたり、楽しいロケになりました」と満足そうに話していた。
今作でドラマの演出に初挑戦したNHK徳島放送局の村橋直樹ディレクターは、作品について「大切な預かり物を夜道で紛失してしまうなど、本来は許しがたいことを『タヌキに化かされたんだろう』とみんなで考えることで共同体が円滑に保たれる“許しの知恵”がテーマ」と説明。「役者になる」と妻子を置いて家を飛び出し、音沙汰のなかった主人公・新作(渡辺)が、15年ぶりにテレビの撮影隊を引き連れて帰ってくることから始まる騒動と、身勝手な主人公を家族がどのように許し、新しい絆を築くまでをユーモラスに描く。
試写会には新作の妻・初子役の坂井真紀、母・菊子役の冨士眞奈美、娘・真美役の清水くるみ、居候の正太郎役の荒川良々も出席。清水は「徳島のとても素敵な町で撮影できて、それがドラマにも生かされていると出来上がりを観て思いました。オフの日に良々さんと川下りをしたたり、楽しいロケになりました」と満足そうに話していた。
2013/06/10