タレントのボビー・オロゴンが初監督、初主演を務める映画『MOON DREAM』の製作発表が4日、都内で行われた。女優の南沢奈央ら共演者と登壇したボビーは「監督をできるとも、やろうとも思っていなかった」と緊張気味で、「日本人の優しさや素晴らしさを自分の中に秘めておくのはもったいない。海外に向けて日本の素晴らしさを伝えていけたらと思う」といつになく真面目にコメント。それでも、同作で恋人役を務めた南沢については「自分の中では天使。こんなピュアな処女…あ、少女がいるんだなと思って」と変わらぬ“ボビー節”で笑いを誘った。 同作は、貿易商である父の仕事で東京にやってきた青年・ボブ(ボビー)がさまざまな出来事や人々との出会いを通じ、大切なものを見つける姿を描く。厳しい状況で暮らす外国人をリアルに捉えた“社会派”作品となっている。
2013/04/04