女優の仲間由紀恵が、笑顔で男たちに近づいては巧みな話術で心を揺さぶり、破滅に追い込む“悪女”を好演している関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『サキ』(毎週火曜 後10:00)。ストーリーの展開も佳境を迎え、5日放送の第9話を含めた残り3回でさまざまな謎や伏線はどのような結末に導かれるのか。関西テレビの豊福陽子プロデューサー(P)は「第8話でサキがもらした『母は5人の男に殺された』というひとことに全ては集約されています」と話す。最終回(第11話)までの見どころを聞いた。
仲間演じる主人公・網浜サキは、ターゲットの男たちが破滅すると、高級ステーキ肉を食しながら、その男の生まれ年の赤ワインを堪能し、その余韻に浸る。同ドラマで象徴的に描かれてきたシーンだ。第1話でサキの自宅に届いた高級ステーキ肉は全部で5枚。第8話までにすでに3枚を食した。1人目のIT企業の社長・中川(姜暢雄)は自殺、2人目の弁護士・野村(萩原聖人)も自殺、3人目の空調整備員・本田(岡田義徳)は傷害事件を起こして逮捕。残りの2枚の肉はいったい誰を指しているのか?
最も危険なのは須藤一家だ。サキが勤める病院の理事長・須藤繁之(高嶋政伸)、その妻・惠(富田靖子)、息子の和繁(庄野崎謙)。姉を名乗り近づいてきたサキに、第7話で実の姉弟ではないと告げられた新田隼人(三浦翔平)は? いずれにせよ、男たちはなぜ、サキのターゲットにされてしまったのか? その理由が最大の謎だ。
豊福Pは「第9話以降、サキがすごく人間味を帯びてきます。ターゲットと思われる人たちの“普通の暮らし”がサキにしてみればどれほど幸せか、サキの気持ちになってドラマを観ると、いままでとは違う色が見えてくる。そういう面白さを観てほしい。最後まで復讐を遂げてほしいような、止めてほしいような何ともいえない気持ちになると思います」と話す。
第7話で、実の両親に捨てられたことを知ったサキが、実の母・明美(朝加真由美)を探し出し、会いに行こうとしたまさにその日、雑踏の中で明美が倒れ、そのまま亡くなってしまったつらい過去が明かされた。第8話では繁之に『6年前、母は5人の男に殺された』と意味ありげに語っている。
「ターゲットになる5人の共通点は、けっして“突拍子もないこと”ではありません。サキの復讐の理由は、もしかしたら今日もどこかで同じようなことが起きていてもおかしくない、誰もが加害者にも被害者にもなり得る普遍的なことが含まれていると思います」。
サキがステーキ肉を食べる時、必ずテーブルに飾っていた白いダイヤモンドリリーの花にも注目だ。
「サキの実の母が庭で育てていた花でもあります。隼人はまだサキがダイヤモンドリリーを手にしたり飾ったりしているところを見ていない。それを見たときにどんな反応が起こるのか? サキの正体を知る大きな手がかりになると思います」。
もう一つのキーアイテムは「手紙」。
「最終回で、サキが、手紙を書いていて、その手紙の内容が明かされます。伏線として、手紙は何度も登場し、ターゲットの野村にも、なぜ手紙を書くのかを説明していたのを思い出してみてください。『手紙の中では自由になれる。書くとスーっとする』と話しているのは、うそではない。そのサキの心の中身を書いた手紙が最終回で明らかにされます」。
最終回まで見逃さずに観れば「スーっとする」ことを期待したい。
仲間演じる主人公・網浜サキは、ターゲットの男たちが破滅すると、高級ステーキ肉を食しながら、その男の生まれ年の赤ワインを堪能し、その余韻に浸る。同ドラマで象徴的に描かれてきたシーンだ。第1話でサキの自宅に届いた高級ステーキ肉は全部で5枚。第8話までにすでに3枚を食した。1人目のIT企業の社長・中川(姜暢雄)は自殺、2人目の弁護士・野村(萩原聖人)も自殺、3人目の空調整備員・本田(岡田義徳)は傷害事件を起こして逮捕。残りの2枚の肉はいったい誰を指しているのか?
豊福Pは「第9話以降、サキがすごく人間味を帯びてきます。ターゲットと思われる人たちの“普通の暮らし”がサキにしてみればどれほど幸せか、サキの気持ちになってドラマを観ると、いままでとは違う色が見えてくる。そういう面白さを観てほしい。最後まで復讐を遂げてほしいような、止めてほしいような何ともいえない気持ちになると思います」と話す。
第7話で、実の両親に捨てられたことを知ったサキが、実の母・明美(朝加真由美)を探し出し、会いに行こうとしたまさにその日、雑踏の中で明美が倒れ、そのまま亡くなってしまったつらい過去が明かされた。第8話では繁之に『6年前、母は5人の男に殺された』と意味ありげに語っている。
「ターゲットになる5人の共通点は、けっして“突拍子もないこと”ではありません。サキの復讐の理由は、もしかしたら今日もどこかで同じようなことが起きていてもおかしくない、誰もが加害者にも被害者にもなり得る普遍的なことが含まれていると思います」。
サキがステーキ肉を食べる時、必ずテーブルに飾っていた白いダイヤモンドリリーの花にも注目だ。
「サキの実の母が庭で育てていた花でもあります。隼人はまだサキがダイヤモンドリリーを手にしたり飾ったりしているところを見ていない。それを見たときにどんな反応が起こるのか? サキの正体を知る大きな手がかりになると思います」。
もう一つのキーアイテムは「手紙」。
「最終回で、サキが、手紙を書いていて、その手紙の内容が明かされます。伏線として、手紙は何度も登場し、ターゲットの野村にも、なぜ手紙を書くのかを説明していたのを思い出してみてください。『手紙の中では自由になれる。書くとスーっとする』と話しているのは、うそではない。そのサキの心の中身を書いた手紙が最終回で明らかにされます」。
最終回まで見逃さずに観れば「スーっとする」ことを期待したい。
2013/03/05