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海老蔵「全く違った重みある」 團十郎さんの死乗り越え決意新た

 歌舞伎俳優の市川海老蔵が18日、都内で『ル・テアトル銀座 三月花形歌舞伎』の製作発表記者会見を開いた。

3月末に第2子が誕生する予定の市川海老蔵 (C)ORICON DD inc.

3月末に第2子が誕生する予定の市川海老蔵 (C)ORICON DD inc.

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 同公演は、今月3日に肺炎のため亡くなった、父・市川團十郎が主演予定だった舞台『オセロー』の代演。海老蔵は團十郎さんの訃報に「最初は戸惑いましたが、子どものときからいつかこの日はくると思っていた。みなさんから見ると私は決意がたりないようにみえるかもしれませんが、覚悟はしていた」と神妙な面持ちで告白。

「父を失って寂しいけど、市川宗家としての責任と重圧は(亡くなる前日の)2月2日までとは全く違った重みがある」と明かし、「覚悟というか、それは受け止めていくしかない。時間とともに鍛錬を重ねて、今までできなかったことに、少しでも気づかなかったことに気づいて行動に移していかねばならない。きちんと受け継いでいくことを大前提として、みなさんに楽しんでもらうことを模索しなければならないというのは、なお一層感じております。覚悟はもちろんあります」と強い決意を口にした。

 第2子の出産を控える妻・小林麻央の体調については「一応順調だと思います」と報告し、予定日は「3月の末」とした。待望の長男に團十郎さんが会えなかったことに「男の子の孫を抱きたかったでしょうし、舞台に立ちたかったでしょうし」と複雑な心境を吐露しつつも「どこかで見守ってくれていると思うので、それを信じて元気な教育できれば」。また、「将来は歌舞伎役者に?」という質問には「それは彼が決めることなので」と濁しつつ「自分の背中を見せるというより、(自分が)芸道を精進して彼がみてくれるとしたなら恥ずかしくない歌舞伎役者にならなくてはいけない」と語った。

 同公演は、夏の大坂を舞台に恩人の子息を守るため侠客たちが奔走する『夏祭浪花鑑』とお調子者の次郎冠者がタップで魅せる『高坏』と『口上』で構成。昨年亡くなった中村勘三郎さんから『夏祭浪花鑑』を米アリゾナで教わったという海老蔵は「目をつぶればその光景を思い出します」と偲んだ。訃報が続く歌舞伎界だが、歌舞伎座のリニューアルや市川染五郎の復帰公演、尾上菊之助の結婚などを挙げ「暗いことばかりでなく歌舞伎は新しい時を迎えて、それぞれが新しくなっていく。希望の光が新たに来るのでは」と前向きに捉えていた。

 会見には松竹の我孫子正専務も出席。同公演は3日よりル・テアトル銀座で上演される。

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