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“若松組”が追悼の舞台あいさつ 井浦新「僕は監督作品の一つ」

 昨年10月に交通事故で亡くなった若松孝二監督の遺作『千年の愉楽』の先行上映会が17日、都内で行われ、主演女優の寺島しのぶ高岡蒼佑井浦新らが舞台あいさつを行った。若松組のキャストは、追悼の意を込めてそれぞれ数分間思い出を語り、場内からはすすり泣きも。井浦は「僕、井浦新は若松監督の作品の一つと思っています。監督に教えていただき、育てていただき、生んでいただいた」と、目を潤ませながら頭を下げた。

若松監督の遺作『千年の愉楽』の舞台挨拶に出席した(左から)佐野史郎、高良健吾、寺島しのぶ、高岡蒼甫、井浦新 (C)ORICON DD inc.

若松監督の遺作『千年の愉楽』の舞台挨拶に出席した(左から)佐野史郎、高良健吾、寺島しのぶ、高岡蒼甫、井浦新 (C)ORICON DD inc.

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 満員の客席に、監督不在の舞台。寺島は「監督、喜んでいると思う。拍手して喜んでいると思う」と感慨深げに語り「監督を見ているのが楽しい。一緒にいる時間が楽しい。人間として学ぶことが多すぎて、なんでいないのかが不思議です」と心境を明かした。

 2011年夏のツイッター騒動後に若松監督から出演オファーを受けた高岡は「生きる場所を、そっと作ってくれたような気がします。『高岡くんの今の状況なんて大したことないよ。俺なんか公安に目をつけられて入れないところある』って言ってくれて、器の大きさを感じさせてくれた」と感謝の言葉は尽きず。「あの時の自分は間違いではなかったと感じさせてくれた。一生心に残る作品に出させてもらえて幸せ。この先も、心の片隅にこの作品を置いてくれたらうれしい」と観客に呼びかけていた。

 若松組常連の井浦は、観客を目の前に「はぁ…なんとも感慨深いです」とため息。「監督は映画作り、人付き合いにしても何も変わりません。60年代から撮ってきた作品から、何も変わっていません。ずっと監督は自問自答し続けた言葉だと思っています。何も変わっていない。社会も、人付き合いも、って。ものすごい人間です。ブレずに自分の思うままに生きた監督、すごいです。僕も何も変わらずに生きていきたい」と、最後は自らに言い聞かせるように力を込めていた。

 舞台あいさつにはそのほか、佐野史郎高良健吾も登壇した。

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  • 若松監督の遺作『千年の愉楽』の舞台挨拶に出席した(左から)佐野史郎、高良健吾、寺島しのぶ、高岡蒼甫、井浦新 (C)ORICON DD inc.
  • 若松監督の遺作『千年の愉楽』の舞台挨拶に出席した井浦新 (C)ORICON DD inc.
  • 若松監督の遺作『千年の愉楽』の舞台挨拶に出席した寺島しのぶ (C)ORICON DD inc.
  • 若松監督の遺作『千年の愉楽』の舞台挨拶に出席した高良健吾 (C)ORICON DD inc.
  • 若松監督の遺作『千年の愉楽』の舞台挨拶に出席した高岡蒼甫 (C)ORICON DD inc.
  • 若松監督の遺作『千年の愉楽』の舞台挨拶に出席した(左から)佐野史郎、高良健吾、寺島しのぶ、高岡蒼甫、井浦新 (C)ORICON DD inc.

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