女優の鈴木砂羽(40)が13日、都内で行われた主演映画『しあわせカモン』(26日公開)のプレミア試写会イベントに出席した。同作は2008年に岩手で撮影され、翌2009年に同県で先行上映されたのちお蔵入りし、『お蔵出し映画祭2011』でグランプリを獲得して全国公開が決定。鈴木は「こんな日が来るなんて夢のよう。この映画がこんなにたくさんの人に観てもらえる日が来たんだなって万感の思いです」と感激の表情を浮かべた。 同作は岩手県出身のミュージシャン・松本哲也(36)の半生を実話をもとに映画化。ヤクザとの結婚や薬物依存など、波乱な人生を送りつつも、ただ「幸せになりたい」と願った母親(鈴木)と、愛情に飢え非行に走りながらも歌を通して希望を見出し、母子の絆を深めていった松本(石垣佑磨・30)を描く。舞台あいさつ前には松本本人が登壇し、主題歌「ユキヤナギ」など3曲を披露するスペシャルライブも行われた。