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父の日、誕生日、お祝いギフト… 失敗しないウイスキーの贈り方は? プレゼントする相手、予算、飲み方のシーン別に選ぶ【完全ガイド】

大切な方へのお酒ギフト、何を選べばいいのか困ったことってありませんか?

ビール、日本酒、焼酎…喜ばれるお酒のギフトはたくさんありますが、実は『ウイスキー』がギフトの特別感と親しみやすさを満たすことができて、おすすめなんです!

家飲みでのハイボールの定着、健康・無添加志向の高まり、そして特別感あるギフトと日常使いできる親しみやすさのバランスがとれていること。ここ数年、ウイスキーが贈り物として選ばれるようになった背景には、こうした理由があります。

この記事では、サントリー名誉チーフブレンダーの輿水精一さん監修のもと「誰にあげるのか」「どんなシーンであげるのか」「予算」「飲み方の好み」から、“ベストな1本”を贈れるよう徹底解説します。
輿水精一

監修者 輿水精一

輿水精一(こしみず・せいいち)。1949年山梨県生まれ。1973年サントリー入社(現サントリーホールディングス株式会社)。1999年にチーフブレンダー、2014年より名誉チーフブレンダー。「響12年」「響30年」「山崎35年」「山崎50年」「白州25年」など様々なプレミアムウイスキーを手掛け、世界が認めるジャパニーズウイスキー業界のレジェンド的ブレンダーと称されている。2015年には日本人初の「ウイスキー殿堂入り」を果たした。

mokuji目次

  1. 「ウイスキーギフトで失敗しないコツは?」最初に知っておきたい選び方の基本
  2. 誰に贈る? 相手・シーン別に選ぶウイスキーギフト
    1. 父の日のプレゼントにおすすめのウイスキー
    2. 40代、50代、60代など年代別でおすすめのウイスキー
    3. 男性の誕生日プレゼントにおすすめのウイスキー
    4. ウイスキー初心者に贈るなら
    5. ウイスキー通(つう)な方に贈るなら
  3. 予算はどれくらい? 価格帯別の選び方
  4. どう楽しんでほしい? 飲み方で選ぶウイスキー
    1. ハイボール派に贈るなら
    2. ロック・ストレート派に贈るなら
    3. カクテル派に贈るなら
  5. 輿水さんに聞いた、知って飲むと奥深い「サントリーウイスキーの物語」
    1. 「角瓶」
    2. 「山崎」
    3. 「白州」
    4. 「響」
    5. 「知多」
    6. 「碧Ao」
  6. 選ばれる理由、世界が認めたサントリーウイスキーの実力
  7. そもそもウイスキーとは? 知っておきたい基礎知識
    1. ウイスキーの種類
    2. スコッチウイスキーとは?
    3. アイリッシュウイスキーとは?
    4. 世界5大ウイスキーとは? それぞれの違いは?
    5. ウイスキーの度数はどれくらい?
  8. 贈る前に確認したいマナー・配送のポイント
  9. 【専門家監修】ウイスキーにまつわる、よくある質問(FAQ)
    1. Q. ウイスキーの「12年」「18年」といった年数表示と、年数が書かれていない「ノンヴィンテージ」は何が違うのですか?
    2. Q. ウイスキーを使った定番カクテルにはどんな種類がありますか?
    3. Q. オールドファッションドとはどんなカクテルですか?
    4. Q. ゴッドファーザーとはどんなカクテルですか?
    5. Q. ウイスキーサワーとは?
    6. Q. ミントジュレップとはどんなカクテルですか?
    7. Q. ラスティネイルとはどんなカクテルですか?
    8. Q. ウイスキーで作る梅酒の作り方は?
    9. Q. 「響」は、どんな飲み方がおすすめですか?
全部見る accordion

「ウイスキーギフトで失敗しないコツは?」最初に知っておきたい選び方の基本

お酒のギフト選びにも、様々な“選び方の軸”があります。

・誰に贈るのか
・どんなシーンで贈るのか(父の日、誕生日、記念日、お祝い)
・予算感
・普段の飲み方やウイスキーへの慣れ
・どう楽しんでほしいか

そのなかでも、失敗しない選び方のコツを名誉チーフブレンダーの輿水さんはこのように教えてくれました。

「まずはお酒を飲む人かどうか、日常的にウイスキーを飲んでいるかどうかは事前に知っておくとよいでしょう。さらに、普段の飲み方が分かれば、どんなウイスキーを選ぶのが適切かというところも見えてきます。ウイスキーの入門として贈るなら、ハイボールで美味しく飲めるもの。よく飲まれている方なら、熟成年数やつくり手のこだわりに特徴のあるもの、背景に印象的な物語があるもの、ウイスキーの香りや風味をしっかり味わえるものを選ぶなど、相手のことを考えたギフト選びができます」

この記事でも、「誰にどんなシチュエーションで贈るか」「予算はいくらか」「どう楽しんでほしいか」の軸に沿って、あなたに合った1本を見つけていきます。

誰に贈る? 相手・シーン別に選ぶウイスキーギフト

父の日のプレゼントにおすすめのウイスキー

父の日には、毎晩の晩酌に寄り添う一本を。特別な演出よりも、日々の晩酌をちょっと豊かにしてくれる存在感と親しみやすさのバランスがとれたウイスキーが喜ばれます。おすすめは「角瓶」。長年、日本のハイボール文化を支えてきた定番銘柄で、ウイスキーの中では手頃な価格であることも贈りやすいポイントです。

40代、50代、60代など年代別でおすすめのウイスキー

長年ウイスキーに親しんできた方に選びたいのは、少し特別な一本。おすすめは「響」や「山崎」です。上品でなめらかな味わいの「響」は、特別な日の贈り物にふさわしい風格があり、「山崎」は国内外で高く評価される、日本を代表するシングルモルト。年齢を重ねるにつれ、“いつもより少しいいもの”を求める方が増えていくため、40代には晩酌に寄り添う定番を、50代・60代にはより特別感のある一本を、というように少しずつグレードを上げていくのもおすすめです。

男性の誕生日プレゼントにおすすめのウイスキー

誕生日には、記念日らしい特別感のあるウイスキーがおすすめ。「響」の上品な味わいや、「碧Ao」のように世界5ヵ国のウイスキーをブレンドした個性派も、話題性のあるプレゼントとして注目されています。「いつもと違う、特別な一本を贈りたい」というときに向いています。

ウイスキー初心者に贈るなら

ウイスキーをストレートやロックで飲むのは難しいけれど、ハイボールならよく飲むという方もいらっしゃるはずです。ウイスキーの入門として、「知多」は、ほのかな甘い香りと軽やかで繊細な味わいが特徴的なグレーンウイスキーで、ハイボールにしても飲みやすいと評判です。「角瓶」も同様に、クセの少ない定番銘柄として初心者に向いています。

「ウイスキーを飲み慣れていない方へのギフトなら、まずは”飲みやすさ”を意識するとよいでしょう。ハイボールでも楽しみやすい、フルーティーで親しみやすい香りのウイスキーがおすすめです。一方、スモーキーな香りなど個性のはっきりしたタイプは好みが分かれるため、お相手の嗜好が分かっている場合に選ぶとよいでしょう」

ウイスキー通(つう)な方に贈るなら

すでにウイスキーに親しんでいる方には、受賞歴や希少性で語れる一本を。「山崎」や「響」は国際的なウイスキーコンペティションでも高い評価を受けてきた実績があり、「白州」は森を思わせる爽やかな味わいで、飲み比べを楽しむ方にも好まれます。

さらに輿水さんは「食事との合わせ方で選ぶのもよい」と言います。

「ウイスキーに親しまれている方こそ、食事との合わせ方にこだわりを持たれている方も多いのではと思います。たとえば、天ぷらをつゆで食べるなら「山崎」が合います。でも、塩で食べるなら「白州」が合う。日本のウイスキーは、食べながら飲む“食中酒”としてここまで広がってきました。「こういう合わせ方をしてみてほしい…」とお渡しするのもよいと思います」

予算はどれくらい? 価格帯別の選び方

「誰に贈るか」が決まったら、次は予算です。日常の贈り物なのか、特別な記念日なのか。まずは贈るシーンに応じて、大まかな予算感をイメージしてみましょう。

※容量は700ml、予算の列に表示している価格はサントリーの希望小売価格に基づきます。

予算

向いているシーン

ウイスキーの選び方

2,000円

毎年贈る定番、実家への手土産

「角瓶」。ウイスキーの定番銘柄で、ハイボールとして楽しんでもらいやすい
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6,000円

気軽な手土産・贈り物

「知多」。サントリーウイスキーの弛まぬ研鑽から生まれた革新的なシングルグレーンウイスキー。和食を中心に幅広い食事と相性抜群
≫詳細はこちら

7,500円〜

父の日、特別な記念日

「山崎」。目上の方・お世話になった方への贈り物として
≫詳細はこちら

7,500円〜

暑中見舞い、父の日、特別な記念日

「白州」。特に新緑の季節や父の日には、爽やかな「白州」も選択肢になる
≫詳細はこちら

8,000円〜

結婚祝い、退職祝い、昇進祝いなど慶事全般

「響」。高酒齢原酒を惜しみなく使った特別な一本で特別感を演出
≫詳細はこちら

同じ予算でも、贈る相手がどんな飲み方を好むかによって、選ぶべき銘柄は変わってくることも。次は「飲み方」という切り口から、ぴったりの1本を探ってみましょう。

どう楽しんでほしい? 飲み方で選ぶウイスキー

飲み方に基づいたウイスキーの選び方に加え、それぞれの飲み方で「もっと美味しくなるポイント」を輿水さんに聞きました。

ハイボール派に贈るなら

ハイボールとは、ウイスキーを炭酸水で割った飲み方です。炭酸水で割ることで、実際に口にするアルコール度数はぐっと下がり、食事とも合わせやすいすっきりとした飲み口になります。
すっきり爽快に楽しみたい方には「角瓶」、森のような香りとみずみずしい余韻を愉しみたい方には「白州」、特に「白州 森香るハイボール」がおすすめです。でも実は、輿水さんによると「一番好きなハイボールは?」と聞かれたら「白州12年」と答えるそう。「なんといっても、”爽快感”を際立たせてくれる。バーに行ったら必ず頼みますし、仲間とゆったりした時間を過ごす時にも向いている」と輿水さん。それほど「白州」はハイボールとの相性に定評があります。

ハイボールの黄金比はウイスキー1:炭酸3〜4。すっきり飲みたい日は1:4、しっかり香らせたい日は1:3が目安です。食べる物にあわせて、濃い味のものを食べるときはハイボールも濃いめに作ると良いです。

【もっと美味しくなるポイント】
・氷の量はグラスいっぱいに、多めに入れる
・製氷機の氷よりは、ロックアイスを使う
・氷や炭酸水のお水はミネラルウォーターを使う

「私はごく普通に製氷機の氷も使いますが、特に美味しく飲みたいときは、コンビニでも売っているロックアイスを活用します。溶けにくく、味も薄まりにくい。雑味も出にくいからです。製氷機の氷で作るハイボールとは、見た目からしてもまったく違いますし、最終的な味は味覚や嗅覚じゃなくて“脳で感じる美味しさ”にあるので、ひと手間かけて“自分なりの美味しさ”を見つけることも大事だと感じます」

ロック・ストレート派に贈るなら

ウイスキー本来の香りをじっくり味わいたい方には、「山崎」や熟成を重ねた「白州18年以上」が向いています。輿水さんによれば、「白州」は熟成が進むにつれてスモーキーな香りが丸みを帯び、ロックやストレートでじっくり楽しむのに向いているとのこと。氷でゆっくり冷やしながら飲むロックは、香りの変化も楽しめる飲み方です。
【もっと美味しくなるポイント】
・自分好みのロックグラス・ストレートグラスを用意する
・氷はロックアイス、水はミネラルウォーターを使う
・水割りに移行するときは、常温の水を使う

「ウイスキー専用のグラスを用意すると、グラスに氷が当たる音からして違います。ロックは、氷が溶けていくのと同時に、ウイスキーの“味の変化”を心ゆくまで楽しめます。ロックやストレートに、常温の水をスプーン1杯加えるだけで、そのスプーン一杯の水による香りの変化や味の変化を楽しむことができます。2杯、3杯加水していくともっと美味しくなるだろうな…という部分も見えてくるので、ウイスキーをゆったり楽しむ、余裕のある時間を過ごすなかでの楽しみ方の1つだろうと思っています」

カクテル派に贈るなら

マンハッタン

マンハッタン

いろいろな飲み方で楽しみたい方には、「碧Ao」がおすすめです。個性豊かな味わいは、オールドファッションドなどのカクテルベースとしても人気があります。実際にバーではカクテルとして「碧Ao」を楽しむ人が増えています。

「5大ウイスキー(スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズ)」がブレンドされているため、カクテルの味わい方によって各国のウイスキーの特長をとらえることができます。

たとえば、私たちが慣れ親しんだ”ハイボール”もカクテルのひとつですが、作り方の工夫次第で一味も二味も違いを楽しめるのです。

アメリカンウイスキーならではの華やかさと甘味を感じたいならオレンジピールを添える。カナディアンウイスキーのやわらかさを楽しみたいなら、凍らせた「碧Ao」を注いでフロートさせる。ジャパニーズウイスキー由来のリッチな香りを味わいたいなら、アトマイザーを用意し、「碧Ao」を3回吹きかける…などなど、公式ホームページでも様々なカクテルの作り方・レシピが紹介されています。

輿水さんに聞いた、知って飲むと奥深い「サントリーウイスキーの物語」

  • 輿水精一氏

    輿水精一氏

日本にウイスキー文化が根付いたのは、決して偶然ではありません。ここ数年、家飲みでのハイボールの定着や、健康・無添加志向の高まりを背景に、ウイスキーはあらためて贈り物として選ばれるようになっています。その裏側には、一本一本に込められた造り手の物語があります。

日本初のモルトウイスキー蒸溜所として日本のウイスキーづくりの原点となった山崎蒸溜所。そこから「日本人の繊細な味覚に合ったウイスキーをつくりたい」という創業者・鳥井信治郎の想いを受け継ぎ、後に2代目社長の佐治敬三は"「山崎」とは異なる個性"を求めて、南アルプスの森に白州蒸溜所を開きました。愛知県・知多半島の知多蒸溜所は、モルトウイスキーを陰で支えるグレーン原酒づくりに40年以上向き合い続けています。

こうした原酒を組み合わせ、味を決めるのがブレンダーの仕事です。サントリーの名誉チーフブレンダーを務める輿水精一さんに、「角瓶」「山崎」「白州」「響」「知多」「碧Ao」のウイスキーに込められたエピソードを聞きました。

「角瓶」

1937年に誕生した「角瓶」は、2027年には90周年を迎えるロングセラーブランドで、現在も日本で売上No.1ウイスキーです(※)。山崎蒸溜所と白州蒸溜所のバーボン樽原酒をバランスよく配合し、甘やかな香りと厚みのあるコク、ドライな後口が特長のウイスキーです。「角瓶」の「瓶」は薩摩切子にヒントを得た亀甲模様が特徴。ウイスキーに日本らしさを取り入れたデザインです。また「角瓶」のラベルに「角瓶」の文字はなく、その名はボトルの形から誰からともなく呼ばれはじめ定着しました。

「ウイスキーつくりをやっている人間にしてみたら、「角瓶」の登場によって日本にウイスキー作りが定着したといって良いブランドだと思っています。他の製品ではリニューアル時に味の方向性をガラッと変えたりするのですが、「角瓶」に関しては味の方向性を一度も変えず90年やってきました」(輿水さん)。とはいえ、伝統の味を守るため、ブレンダ―が日々中味を見直し、絶えざる配合の見直し(ブラッシュアップ)を実施しています。"変わらない「角瓶」の味"は、こうした日々の微調整の積み重ねによって守られているのです。
※「日本国内売上金額No.1ウイスキー」
インテージSRI+ ウイスキー市場(ハイボール除く)
2025年1月-2025年12月 累計販売金額
7業態計(SM・CVS・HC・DRUG・酒量販店・一般酒販店・業務用酒販店)

「山崎」

シングルモルトウイスキー「山崎」は、その名の通り山崎蒸溜所を代表する銘柄です。同蒸溜所は1923年建設に着手、サントリーの創業者・鳥井信治郎が日本でのウイスキーづくりへの挑戦を始めた原点の地であり、100年以上にわたり絶え間ない品質改善の歩みを重ねてきました。「1984年発売ですが、実際にブレンダーがこの仕事を始めたのは1981年。誕生までに3年をかけています。日本人の味覚に合うシングルモルトとはどういうものかと、当時のブレンダーと先代マスターブレンダーとの間で何度も味を作っては試すという往復がありました。そういった多彩な原酒のつくり分け・つくり込み、匠なブレンド技術によって「山崎」は作られています」(輿水さん)。現状に満足することなく、常に高みを求めて品質を磨き続ける。まさに「日本人の精神性」が宿ったウイスキーだと考えています。

「白州」

南アルプス甲斐駒ヶ岳の麓、森の蒸溜所で生まれたシングルモルトウイスキー「白州」。輿水さんは山梨の生まれであることも相まって、「白州」の蒸溜所がある土地には並々ならぬ思いがあるといいます。「私がウイスキーを作るときは、その土地の風景を思い描きながら進めてきました。思い起こされるのは、清冽な水、澄みきった大気、標高がもたらす厳しい気候。「白州」の香味には、生命力あふれる森の自然そのものが溶け込んでいます。まさにあの森という環境がウイスキーを作り出しているのです」(輿水さん)。20年以上もの歳月をかけ花崗岩に磨かれた南アルプスの天然水を仕込み水に使用し、森に囲まれ熟成したからこそ生まれる、やわらかく澄んだ味わいとわずかなスモーキーのバランスは、他のウイスキーにはない香味と味わいをもたらします。

「響」

「響」はサントリーウイスキーの最高峰として、1989年に創業90周年を記念して誕生しました。「サントリーの技術の粋を集結させた最高峰のウイスキーをつくるという決意のもと、開発されたウイスキー。「山崎」に加え、「白州」、「知多」などの原酒のバリエーションがぐっと増した中で、もう一度“ブレンド”というものの原点に立ち返って、サントリーとしての最高峰のブレンドを追求することからスタートしました」(輿水さん)。その個性を一言で表すなら、「調和の美」です。「山崎」、「白州」、「知多」で育まれた多彩な原酒が響きあいながら、一つの美しい味わいを生み出しています。日本のウイスキーとして初めて世界の頂点に立ったブランドであり、現在もジャパニーズウイスキーの中で最も多くの受賞歴を持つブランドの一つです。

「知多」

サントリーウイスキーの弛まぬ研鑽から生まれた革新的なシングルグレーンウイスキーです。「世の中的には、シングルグレーンウイスキーはそんなに数多く存在するわけではありません」と輿水さん。一般的なグレーンウイスキーでは、複数のタイプの原酒を造り分けることは多くありません。しかし「知多」は複数タイプの原酒を使用した、業界的にも珍しい作り方をしています。風のように軽やかな味わいとほのかに甘い香りが特長です。「よく“出汁”という言い方をすることもありますけど、そういう意味合いをこの酒は持っています。軽いタイプ〜重厚なタイプまで幅があるからこそ、複雑な味が作れるのです。ストレートで飲んでも、その軽やかな味わいとほのかな甘みを十分に楽しめます。「角瓶」とはまた違う、ハイボールでの"違い"を楽しんでみてほしい一本です」(輿水さん)。

「碧Ao」

世界中の、上質で多様な個性をブレンドしたプレミアムウイスキー。サントリーが保有する、世界のウイスキーの名産地と言われる世界5大ウイスキー(アイリッシュ・スコッチ・アメリカン・カナディアン・ジャパニーズ)の原酒のみをブレンドしています。2025年末のリニューアルで、新たに8年熟成のバーボンと30年以上熟成させた「山崎スパニッシュオーク樽原酒」を使用。多様な個性の原酒が織りなす、華やかで濃厚、複雑な香味が特長です。輿水さんは「碧Ao」のウイスキー作りには関わられていないですが「私がリニューアルした「碧Ao」から感じたのは、『やっぱり日本のブレンダーが作ったウイスキーだな』ということです。同じ原酒を他国のブレンダーに渡しても、きっとこうはならない。全く個性の違うものを重ね合わせて一つのバランス感を生み出すのは、まさに日本人の仕事だと思います」(輿水さん)とコメント。

更に、「水を加えると香りが分解し、5大ウイスキーそれぞれの個性がふと顔を出す瞬間がある」といいます。ウイスキー経験者には水割りでその奥深さを、まだ慣れていない方にはハイボールやカクテルで気軽に。飲み手を選ばない懐の深さも、「碧Ao」ならではの魅力です。

選ばれる理由、世界が認めたサントリーウイスキーの実力

日本のウイスキーは、世界的な評価も年々高まっています。国際的なウイスキーコンペティション「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」では、これまでに「山崎」ブランドや「響21年」が最高賞「シュプリーム チャンピオン スピリット」を受賞した実績があります。2026年10月にロンドンで開催された第31回大会でも、「山崎25年」がジャパニーズウイスキー部門の最高賞「トロフィー」を受賞しました。同大会では「白州25年」「白州18年ピーテッドモルト」がダブルゴールドを受賞し、「角瓶」は3年連続でゴールドを受賞しています。サントリーは、同部門で最も優れた生産者に贈られる「プロデューサー オブ ザ イヤー」を7年連続で受賞しました。こうした受賞歴は、もらって嬉しい一本を選びたいときの、分かりやすい目安になります。

そもそもウイスキーとは? 知っておきたい基礎知識

ウイスキーの種類

ウイスキーは、原料や製法によって大きく「モルトウイスキー」「グレーンウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」に分かれます。モルトは大麦麦芽のみを原料とし、香り高く個性豊かな味わいが特徴。グレーンはトウモロコシなどの穀物を原料とし、軽やかでクセの少ない味わいになります。ブレンデッドは、この2つを組み合わせることで、バランスの取れた味わいに仕上げたものです。

スコッチウイスキーとは?

「スコッチウイスキー」とは、イギリス北部のスコットランド地方で蒸溜、熟成されたウイスキーの総称です。「穀類を原料として、酵母により発酵させ、アルコール分94.8度未満で蒸溜し、700L以下のオーク樽で最低3年以上熟成させ、最低瓶詰めアルコール40度以上」これがスコッチウイスキー法での定義です。

麦芽を乾燥させる際にピートを使用するため、独特のスモーキーフレーバーがついているのが特徴となります。

サントリーが扱う銘柄には「ザ・マッカラン」「ボウモア」「ラフロイグ」「オーヘントッシャン」「アードモア」「バランタイン」「ティーチャーズ」があります。

アイリッシュウイスキーとは?

アイリッシュウイスキーとは、アイルランド島でつくられるウイスキーのこと。同島は、政治的にアイルランド共和国と、英領北アイルランド自治州から成っているが、どちらでつくられたものも、「アイリッシュウイスキー」と称されます。

大麦を主体にライ麦、小麦などを補助材料とし、ピート香をつけていない大麦麦芽を加えて糖化、発酵ののち、単式蒸溜機で3度蒸溜することで出来上がり、これを「アイリッシュ・ストレート・ウイスキー」、または「アイリッシュ・ポット・スチル・ウイスキー」と呼びます。1970年以降、これにグレーン・スピリッツをブレンドしたものが生まれ、輸出用の主流となり、これを「アイリッシュ・ブレンデッド・ウイスキー」と呼びます。スモーキーフレーバーがなく、まろやかで軽い風味となっています。

サントリーが取り扱う銘柄には「カネマラ」があります。

世界5大ウイスキーとは? それぞれの違いは?

ウイスキーは、世界5大産地(スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本)で造られるものが特に有名で、それぞれ個性が異なります。スコッチ・アイリッシュの特徴は前述の通りですが、このほかにも、アメリカンウイスキーはバーボンに代表される、トウモロコシ由来の芳醇な甘みが特徴です。カナディアンウイスキーは、複数の原酒をブレンドして造られることが多く、軽やかでクセのない飲み口が持ち味です。そしてジャパニーズウイスキーは、繊細で調和のとれた味わいが特徴とされ、国内外で高く評価されています。

ウイスキーの度数はどれくらい?

一般的なウイスキーのアルコール度数は40〜43%程度です。ハイボールなど炭酸で割って飲む場合は、実際の摂取アルコール量はぐっと下がるため、お酒に強くない方でも楽しみやすい飲み方といえます。

贈る前に確認したいマナー・配送のポイント

● 配送する際は瓶の破損対策のある梱包を選び、受け取り日時を相手に伝えておく

特に夏場は、直射日光や高温による品質劣化を避けるため、配送日数や保管環境にも気を配りたいところです。在宅時間が分からない場合は、事前に届く日時を伝えておくと受け取りそびれを防げます。

● 年末年始・お歳暮シーズンは配送遅延のケースも

12月は宅配便の取扱量が年間で最も多くなる時期のため、通常より到着までの日数がかかることがあります。指定日に届けたい場合は、余裕を持って早めに手配するのが安心です。

● のし・メッセージカードの対応可否は購入する販売店に確認する

内祝いなど用途によって水引の種類やのし表書きが変わるため、贈る目的を伝えたうえで店舗に相談すると安心です。ネット通販でも対応している場合が多いですが、注文時に選択・申し込みが必要なことがほとんどです。

● 相手の体調やお酒の強さに配慮、量よりも「気持ちが伝わる」一本を選ぶ

最近お酒を控えている方や、休肝日を意識している方も少なくありません。無理に飲んでもらうことを前提にせず、「量より質」を意識した1本を選ぶことが、相手への気遣いになります。

【専門家監修】ウイスキーにまつわる、よくある質問(FAQ)

Q. ウイスキーの「12年」「18年」といった年数表示と、年数が書かれていない「ノンヴィンテージ」は何が違うのですか?

A. 年数表示は、ブレンドに使われた原酒の中で最も若い原酒の熟成年数を表すルールになっています。そのため、長期熟成の原酒を多く使っていても、1つでも若い原酒が入っていれば、若い原酒の年数で表示されます。ノンヴィンテージは、この年数のルールに縛られず、ブレンダーがより自由に原酒を組み合わせられるため、年数表示とはまた違った魅力が詰まっています。

Q. ウイスキーを使った定番カクテルにはどんな種類がありますか?

A. オールドファッションド、ウイスキーサワー、ミントジュレップ、ラスティネイルなどが代表的です。それぞれベースのウイスキーや副材料が異なり、好みに合わせて選べます。

Q. オールドファッションドとはどんなカクテルですか?

A. ウイスキーに砂糖とビターズを加え、氷を入れてステアするカクテルです。ウイスキー本来の風味をしっかり楽しめる、クラシックな一杯です。

Q. ゴッドファーザーとはどんなカクテルですか?

A. ウイスキーとアマレット(アーモンド風味のリキュール)を1:1で混ぜ、オンザロックで楽しむカクテルです。芳ばしい甘さが特徴的です。

Q. ウイスキーサワーとは?

A. ウイスキーにレモンジュースとシロップを加えてシェイクするカクテルです。爽やかな酸味が加わり、ウイスキーが苦手な方でも飲みやすくなります。

Q. ミントジュレップとはどんなカクテルですか?

A. ウイスキーにミントの葉と砂糖を加え、クラッシュドアイスで満たすカクテルです。爽やかな香りが特徴で、暑い季節に人気があります。

Q. ラスティネイルとはどんなカクテルですか?

A. ウイスキーとドランブイ(ハーブ系リキュール)を混ぜたカクテルです。甘く複雑な香りが特徴です。

Q. ウイスキーで作る梅酒の作り方は?

A. 青梅と氷砂糖をウイスキーに漬け込むことで作れます。ブランデーで作る梅酒に近い、コクのある仕上がりになります。

Q. 「響」は、どんな飲み方がおすすめですか?

A. まずはストレート、または少量の加水でお楽しみいただくのがおすすめです。「響」の華やかな香りや繊細な味わい、長く続く余韻を最も感じていただけます。

一方で、ロックやハイボールなど、お好みのスタイルで楽しんでいただくのもおすすめです。飲み方によって異なる表情が楽しめるのも、ブレンデッドウイスキーである「響」の魅力です。大切なのは、肩肘張らずにご自身が一番おいしいと感じる飲み方で楽しむことだと思います。
ウイスキーギフト選びは、「誰に贈るか」「予算はいくらか」「どう楽しんでほしいか」の軸で考えると、驚くほどシンプルになります。今年の贈り物には、贈る相手の顔を思い浮かべながら、ぴったりの一本を選んでみてください。
関連ページ
●SUNTORY WHISKY WHISKY on the Web
https://www.suntory.co.jp/whisky/ 
●各商品の製品情報ページ
「角瓶」https://www.suntory.co.jp/whisky/kakubin/index.html?fromid=001
「山崎」https://www.suntory.co.jp/whisky/yamazaki/index.html?fromid=001
「白州」https://www.suntory.co.jp/whisky/hakushu/?fromid=001
「知多」https://www.suntory.co.jp/whisky/chita/?fromid=001
「響」https://www.suntory.co.jp/whisky/hibiki/?fromid=001
「碧Ao」https://www.suntory.co.jp/whisky/ao/?fromid=001

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