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『進撃の巨人』原作者・諫山創氏、TVアニメ化に「光栄、リア充」

 来春、MBSほかで放送開始予定のアニメ『進撃の巨人』の制作発表会が8日、東京・六本木のライブハウス「ニコファーレ」で行われ、原作者の諫山創氏、アニメの荒木哲郎監督、メインキャストの梶裕貴石川由依らが出演。アニメの脚本作りにも参加している諫山氏は「リア充だな」と照れ笑いを見せながら、「原作の画が“アレ”なんで…。アニメ大国・日本のトップレベルの技術でアニメ化してもらえるなんて信じられない。光栄です」と喜んだ。

 原作漫画は2006年「講談社マガジングランプリ」佳作入賞後、『別冊少年マガジン』で連載中(既刊9巻)。諫山氏は「漫画家になることを諦めかけていたときに描いた『進撃の巨人』を、講談社の編集者の川窪(慎太郎)さんが初めて『面白い』と言ってくれて、そのとき2人しか知らなかった漫画が、アニメになるなんて」と感慨深げ。

 作品について「19歳のとき、18禁の名作ゲーム『マブラヴ』に強く影響を受けて、宇宙人が攻めてきて人類が滅亡寸前というゲームなんですが、滅亡寸前の人類にすごく魅力を感じて、宇宙人を巨人にしたら売れるんじゃないか(笑)」と話すと、生中継されていた「ニコニコ生放送」の視聴者から「パクリか」の書き込みでツッコまれ、「オマージュというか、サンプリングは得意です」とユーモアで応じていた。また、巨人の着想は「小学生の頃のトラウマでもある、『地獄先生ぬ〜べ〜』に出てきた“人食いモナリザ”」だったことも明かした。

 アニメ化の企画以前から原作漫画のファンだったという荒木監督は「人間の本質を突きながらも、血沸き肉踊るエンタメ作品にしていけたら。諫山さんから漫画で描けなかった設定などを聞きながら脚本作りを進めていて、ファンとして役得だなと思っています。諫山さんと意見がぶつかることもありますが、お互いの理解も深まっていくのでそれもリア充です。仕上がりに手応えはあります」と自信をのぞかせた。

 その場で初公開されたプロモーション映像を見た諫山氏は「自分のイメージより荒木監督のイメージがまさっている。映像を見て自分の想像を超える浮遊感、爽快感があった」と喜ぶと、荒木監督は「諫山さんの想像力ありき。原作が好きな気持ちをフィルムに叩きつけたい。アニメを見た人がやっぱり諫山さんの『進撃の巨人』だと思ってもらえるものが作れたらいいと思う」とお互いをたたえ合った。

 イベントでは既報の梶(エレン役)、石川(ミカサ役)、井上麻里奈(アルミン役)以外のキャストも発表され、嶋村侑(アニ役)、逢坂良太(マルコ役)、下野紘(コニー役)、小林ゆう(サシャ役)、三上枝織(クリスタ役)も顔をそろえた。

 また、同作のエンディングテーマでソロ歌手デビューする日笠陽子が紹介され、「楽曲は鋭意制作中。『進撃の巨人』の世界観に合ったものになると思います。心を込めて歌いたい」と意気込みを語った。キャラクターソングで歌唱力は折り紙つきだが、「作品の世界観を大切にしながら私なりの声と心で表現していきたい」と気合いが入る。なお、音楽は澤野弘之、オープニングテーマはSound Horizonの別名義Linked Horizonが担当する。

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  • TVアニメ『進撃の巨人』制作発表会に出席した(前列左から)嶋村侑、石川由依、梶裕貴、日笠陽子(後列左から)荒木哲郎監督、下野紘、小林ゆう、三上枝織、逢坂良太、諫山創(原作者) (C)ORICON DD inc.
  • TVアニメ『進撃の巨人』第1弾キービジュアル(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

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