民放の連続ドラマを視聴者の本音炸裂な意見を交えて討論するCS放送・女性チャンネルLaLa TVの『THE ドラマカンファレンス』。口コミとネットのニュースで話題が広がり、放送開始から約1年で視聴率とともに業界内注目度を急上昇させているが、同番組が年末特番で独自の年間ドラマアワードを発表することになった。
『THE ドラマカンファレンス』は、民放の連ドラを各クールごとに、放送前と放送中にそれぞれ期待度と満足度で評価していくテレビドラマ評論番組。放送作家の鈴木おさむとドラマオタクを自称するつんく♂がMCとして登場し、パネラーの視聴者代表ドラマ通女性5人と徹底討論する。これまで電波に乗ることがなかったような一般視聴者のダイレクトな意見が、オブラートに包まれることなく、ほぼ生の状態のままオンエアされることで話題になり、YouTube公式チャンネルでも物議をかもしていた。
同番組の柱となる存在で、毎回激論を繰り広げる視聴者代表の女性たちは、主婦や大学生など年代もバラバラのいわゆる“素人”なのだが、ドラマを愛するがゆえに見方が深く、素人ならではの鋭い指摘をする(ときおり趣味嗜好に突っ走るケースもあり、それもまたおもしろい)。そこにはテレビ局側の“事情”への配慮はいっさいなく、あくまで観る側の“純粋”な気持ちであるぶん、多くの視聴者の共感を得ることも多いようだ。
放送開始から約1年が経ち、この間に予想以上の反響を肌で感じているというつんく♂は、今の率直な気持ちを「正直、こんなに注目されたくなかったです(笑)」と吐露する。とがった内容なだけに視聴者が増えることはうれしくもあり、一方でこっそりと好きなようにやりたいのでそっとしておいてほしい、という複雑な心境があるようだ。確かにメジャーになってくると、同じテレビ業界のなかだけにいろいろな圧力(!?)や政治的な力(!?)などが発生してきたりということも考えられなくもない……とうがって見られそうなほど、番組の内容は厳しい視線と歯に衣着せぬ批評にあふれている。
しかし、批評される側のドラマ制作者サイドと同番組との間には不思議な関係性がある。当該ドラマのプロデューサーや演出家、脚本家、さらに出演俳優までもが、ゲストとして番組出演しているのだ。そして、本音が炸裂するシビアな批評にさらされながら反論すべきは反論し、現場の本音も交えて議論を深めている。両者の独特な絆が成立しているのは、討論者全員がテレビドラマへの深い愛を持っているから。面と向かって厳しい意見をあえて言い放つのも、みんなドラマが大好きだからなのだ。
そんな我が道を独走中の番組が、総決算的なスペシャル版を『THE ドラマカンファレンス演技大賞〜勝手にドラマアワード2012〜』を放送(12月8日)する。2012年に放送された数々の連続ドラマのなかから、優秀作品のほか、いろいろなテーマで出演者、プロデューサー、脚本家などを勝手に表彰するのだ。その賞とは、「勝手に優秀作品賞」「勝手にイケメン男優賞」「勝手にブレイク賞」「勝手に名脇役賞」「勝手に視聴者一押し賞」などオリジナリティあふれるネーミングの独自目線で全14賞。見事ノミネートされたのは、向井理、石原さとみ、坂口憲二、三浦翔平、余貴美子などなどの豪華な面々ら。最大の見どころのひとつともいえるのが、ある大物俳優の登場。ドラマツウたちの容赦ないコメントの嵐を、直接受けようと決意したその姿勢だけでも十分驚きなのだが、本番では様々な意見をお互いにぶつけ合い、ドラマでは決してみられない素の表情を惜しげもなく披露してくれている。
つんく♂は、やはり話題を巻き起こしていることには喜びも大きいようで、ここまで急成長した理由については「ここまで正直に語り合う番組って少ないので、需要があったんですかね。役者の方とたまに会うと『観ているよ』と言われるんです。厳しい意見でも『聞きたくないけど聞いてみたい』というやつでしょうか (笑)。」ドラマが好きな人はもっと好きに、興味がなかった人はドラマを観てみようかなと思わせる、唯一無二のこのプログラムといえるかもしれない。2012年のドラマシーンを振り返りつつ、ドラマ制作の裏側やテレビ局の内情までもが当事者の口から熱く語られる、深く濃すぎるトークは必見。
『THE ドラマカンファレンス』は、民放の連ドラを各クールごとに、放送前と放送中にそれぞれ期待度と満足度で評価していくテレビドラマ評論番組。放送作家の鈴木おさむとドラマオタクを自称するつんく♂がMCとして登場し、パネラーの視聴者代表ドラマ通女性5人と徹底討論する。これまで電波に乗ることがなかったような一般視聴者のダイレクトな意見が、オブラートに包まれることなく、ほぼ生の状態のままオンエアされることで話題になり、YouTube公式チャンネルでも物議をかもしていた。
放送開始から約1年が経ち、この間に予想以上の反響を肌で感じているというつんく♂は、今の率直な気持ちを「正直、こんなに注目されたくなかったです(笑)」と吐露する。とがった内容なだけに視聴者が増えることはうれしくもあり、一方でこっそりと好きなようにやりたいのでそっとしておいてほしい、という複雑な心境があるようだ。確かにメジャーになってくると、同じテレビ業界のなかだけにいろいろな圧力(!?)や政治的な力(!?)などが発生してきたりということも考えられなくもない……とうがって見られそうなほど、番組の内容は厳しい視線と歯に衣着せぬ批評にあふれている。
しかし、批評される側のドラマ制作者サイドと同番組との間には不思議な関係性がある。当該ドラマのプロデューサーや演出家、脚本家、さらに出演俳優までもが、ゲストとして番組出演しているのだ。そして、本音が炸裂するシビアな批評にさらされながら反論すべきは反論し、現場の本音も交えて議論を深めている。両者の独特な絆が成立しているのは、討論者全員がテレビドラマへの深い愛を持っているから。面と向かって厳しい意見をあえて言い放つのも、みんなドラマが大好きだからなのだ。
そんな我が道を独走中の番組が、総決算的なスペシャル版を『THE ドラマカンファレンス演技大賞〜勝手にドラマアワード2012〜』を放送(12月8日)する。2012年に放送された数々の連続ドラマのなかから、優秀作品のほか、いろいろなテーマで出演者、プロデューサー、脚本家などを勝手に表彰するのだ。その賞とは、「勝手に優秀作品賞」「勝手にイケメン男優賞」「勝手にブレイク賞」「勝手に名脇役賞」「勝手に視聴者一押し賞」などオリジナリティあふれるネーミングの独自目線で全14賞。見事ノミネートされたのは、向井理、石原さとみ、坂口憲二、三浦翔平、余貴美子などなどの豪華な面々ら。最大の見どころのひとつともいえるのが、ある大物俳優の登場。ドラマツウたちの容赦ないコメントの嵐を、直接受けようと決意したその姿勢だけでも十分驚きなのだが、本番では様々な意見をお互いにぶつけ合い、ドラマでは決してみられない素の表情を惜しげもなく披露してくれている。
つんく♂は、やはり話題を巻き起こしていることには喜びも大きいようで、ここまで急成長した理由については「ここまで正直に語り合う番組って少ないので、需要があったんですかね。役者の方とたまに会うと『観ているよ』と言われるんです。厳しい意見でも『聞きたくないけど聞いてみたい』というやつでしょうか (笑)。」ドラマが好きな人はもっと好きに、興味がなかった人はドラマを観てみようかなと思わせる、唯一無二のこのプログラムといえるかもしれない。2012年のドラマシーンを振り返りつつ、ドラマ制作の裏側やテレビ局の内情までもが当事者の口から熱く語られる、深く濃すぎるトークは必見。
2012/12/06